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いつもより早めのアップ。 オートクレールの初勝利でアクセスが多いだろうということもあったのだが、今週は長時間の移動が多く、飛行機の中など移動中に作業をこなすことができたので早く公開することができました。 さて明日からはセレクトセール。 どんな結果になるか分からないが今から名簿やDVDの最終チェック。 何時に寝れるようになるのか分からないが調教師の仕入れという作業に限定すれば1年に1度の祭りごとだから頑張らねば。 それと皆さんに心配していただいている塚田Jの容態。 新人の丸田Jの情報によるとまだ意識の回復はないものの一般病棟に移り、まぶたにも少し動きがあって順調に回復しているようです。 私もセレクトセールが終わるまでは見舞いにいけませんが、鶴を折っていただいた方を始め皆さんの心が通じてきていると感謝の気持ちです。 今後も順調に回復することを引き続き期待したいと思います。 7日(土) ◎阪神3R プークン D1400m 川田将雅 8着 スタートで躓く。 いつものように離れた最後方追走になってしまったが徐々に集団に取り付いて直線はジリジリ伸びての8着。 スタート良ければどうだったのか?と当然知りたくなってしまうが、まずは初めての8着以内に最低目標はクリアして一歩前進。 イレ込み気味に見えたパドック。引いていた厩舎スタッフ曰く、それほどでもなかったらしいが、返し馬に向かう地下道の中では少しうるさいところを見せたようだ。 後で聞いた川田Jのコメントでは、やはり地下道くらいからうるさくなったようで、ゲート内でも落ち着きを欠いていた。躓いたのは2完歩目で気持ちの先走りが原因。右回りでの内へのモタれも酷かったようでやはり左回りの選択が最善のようだ。 心配していた咽喉についてはレースから帰ってきた時点で問題無く、これくらいの距離なら我慢できることを改めて確認できた。 今後は未勝利競走が無くなるまでの数少ないチャンスであとどれくらい着順を上げることができるか。コメントや適正、状態を総合すると、どのレースを選んでも一長一短のようだしレース選択も番組や出走馬決定方法という制限がある。 そんな中でもプークンが少しでも着順をあげられるよう最善を尽くしていかなければならない。 ◎函館3R エアソワレ D1000m 田中博康 4着 スタートマズマズも最近のノンビリ競馬の影響だろうか行けず。 それでも手綱をしごく田中博Jの気合に応えてスピードに乗りかけたとき、前を行く馬が砂を被ってフラッと下がってきた。 審議になったが、行き脚がついたソワレと砂に気を遣った前の馬の不可抗力という判断。 幸い馬体には異常は無かったし残念だが仕方が無い。 『あーっ、またダメか〜』と思ったが目の覚めるような脚で4着に来た直線の伸びには救われた。今まで力を出し切れないでいたことが証明できたし今後が楽しみになる。 問題はイレ込みだが、パドックはイレ込んでいるように見えても引っ張っている厩務員の感触では前走より気持ちは抜けていい感じだったらしい。 調教も変化を加えたことで落ち着きが出て運動でもゆっくりと歩けるようになってきた。 光が見えてきたのは間違いないが本当に真価が問われる次走が問題。 ビシッとやったことで当然気持ちも入るが、反面落ち着かせる必要も出てくる。 全てを含めて次走が楽しみだ。 ◎函館4R トーアミッシェル 芝1800m 田中博康 14着 やっぱり芝は向かなかったのか・・・。 田中博Jは『返し馬の感触では大丈夫だと思った・・・』という。 となると北海道のへばりつくような重い芝が合わなかったのか。 上手く先行も勝負処で後退。これを見る限り今後はダートで勝負するしかないというのは明確となった。ひとつ気になったのは検量室前に戻ってきた時にほとんど息が切れていなかったこと。息が乱れずケロッとしているほどに走ることができなかった理由が何なのか・・・。 田中博J曰く『状態は悪くなかったと思います』といってくれたのが救い。 この1ヶ月ちょっと無理を強いてきたのでしばし楽をさせて次走は仕切りなおしといきたい。 前走と比較して調整も上手く行き、当日の馬体も良く見えただけに残念な1戦となってしまった。 8日(日) ◎阪神1R オートクレール D1400m 鮫島良太 1着 念願の初勝利。 帯同馬がいたため金曜日の午後に阪神競馬場入りしたオートクレールは前回のアクシデントを繰り返さないよう細心の注意を払っての調整。 予定通り到着後は鞍を着けての乗り運動。寂しがり屋なので他に馬がいないと探してしまうのだが馬運車が入ってくるまでに済ませないと再びイレ込んでしまう可能性もあり、ちょっと苦労したようだ。 他厩舎の馬が運動しているときには付いて歩かせてもらったりと飽きさせないような配慮もした。馬運車での移動中は大人しく、嫌な素振りは見せないのだが、外で馬運車を見るのは嫌いで今回も馬運車が見える時間には馬房内で待機。 私も函館での臨場を終えて土曜日のうちに阪神入り。到着後に厩舎に寄って確認したが担当厩務員は馬房内で夕方遅くまで最終的なのケアを行っていた。 馬体はフックラしていい感じ。 後肢の張りも木曜日に美浦で見た時よりも良くなっていたが、最終追い切りを軽めで済ませたこともあったし少しフックラして見えたぶん、残りの前日夕方と競馬当日の勝負飼い葉の与え方に気を付けようと担当者と確認をして厩舎を離れた。 競馬当日の今朝は、また緊急の連絡が入らないことを祈っていたがそんな時に何だかんだと朝から電話が鳴る。その度に着信名を見ては安心していた。 装鞍所は予想以上に落ち着いていて途中からは歩くのを止めてはボーッとしているような仕草も。パドックでも落ち着いて歩いていたし他の人気馬と比較しても遜色は無い。 この時期の未勝利馬達は歴戦の疲れが蓄積していたりして苦労するが、その点オートクレールは今までの調整で無理をしてきていない分、歩様でもゴツゴツしたところは見せていなかったし状態はいい意味で平行線を保っていられた。 レースはやはりスタートで少し遅れてダッシュつかず。正直『この位置でどうだろう…』という不安もよぎったが、その不安を母ブロードアピールの末脚と父アグネスタキオンの筋力が払拭してくれた。 直線に入って直ぐに『3着で権利は取れる』と確信できたが『おっ2着もあるぞ』となり『まさか?差しきれるかも…』と思った残り1ハロンでまだ交わしていない時から、勢いある脚を見た関西の先輩調教師さんたちが『オーッ差した!差した!』と既に言ってくれていたので最後は安心して見れたほど。 レース後のオートクレールは息も良く、改めて心肺機能の高さを実感したが検体採取所で洗う時点ではまだ鼻を動かしていたので少しは辛い思いをしたのだろう。 鮫島Jとの話の中で、スタートを考えるとやはり距離は1400m以上欲しい、1600mくらいがベストか?という話になった。一つ勝ったことで今後は目先の1勝にこだわる必要は無くなったし、これからは今回のような前半は無理をせず終いに賭ける競馬という型を確立させるようになっていくのかもしれない。 おそらく今までの疲れを取るために休養に入る事になると思うが、復帰後は広い競馬場でのレース選択が今のところはベストと考えられる。もちろん選択肢としてもう少し短い距離や小さな競馬場を選ぶ可能性もないとは言えないがいずれにしても引き続きオートクレールにとってその時点で最良と思われる選択をしていきたい。 今回のオートクレールの初勝利に関しては厩舎でも様々な配慮はしてきたが、前回の取り消し時と今回の競馬でも阪神競馬場の業務課を始め診療所の方達などには厩舎サイドのリクエストに嫌な顔をせず対処していただいた。 また、放牧中のオートクレールのケアを万全にして下さった牧場の皆さんの協力にも感謝です。 それと直ぐに祝いの電話を下さった母ブロードアピールの管理調教師で鮫島Jの師匠でもある松田國英先生にも感謝。先生が私をブロードアピールのドバイ遠征に参加させてくれたことがオートクレールを管理する縁となったのは間違いないはず。 そんな人との繋がりを今後も大切にしながら今日の初勝利を喜び、次の勝利への糧にしていきたいと思います。 おまけ 小島茂之厩舎でも最近は血統的な裏づけがある馬を管理させていただく機会が増えてきましたが、その中でもオートクレールは最上級の血統馬であることは間違いないでしょう。 基本的には管理しているのが同じ競走馬である以上は、扱いも気持ちの込め方も同じようであるように努めてはいます。ただ、例えば100万円の馬と1億円の馬がいた場合、扱う側は同じように接しようと思っていても所有されているオーナーの期待度は当然違います。 100万円の馬だと『楽しめて1勝でもしてくれれば嬉しい』という方がほとんどですが1億円の馬には『クラシックやその他GT、夢が膨らめば海外GT制覇』という期待がもれなく付いてきます。 もちろん100万円の馬でもクラシックやGTを勝つ可能性がありますし勝てばみんなの期待やプレッシャーも上がりますが・・・。 そのような期待度『大』の良血馬の管理頭数が少しずつとはいえ増えてきたウチの厩舎の中でもオートクレールはもちろん期待度が『最大』の部類の馬になるわけですが、個人所有の馬主さんの馬とは違って、クラブの所有馬ということから『人の想い、気持ち』はその口数分。 どちらにしても、もちろん管理する時から『クラシック』という文字がよぎりますし、理由があって『クラシック』に間に合わなくとも『いずれは…大きなところを』という想いが常に込められます。 そういった意味で今回のオートクレールの初勝利までの調整では、いい緊張感を味わうことができました。 個人所有の馬主さんと違って顔が見えないたくさんの会員さんの想いの元で今日初勝利をあげることができて、その顔が見えない会員さんの代表として口取り写真に何人かの会員さんが一緒に写る。 今までとは違った感触の勝利の喜びと、その勝利を挙げる緊張感からの開放を経験しました。 オートクレールの秘めた能力はまだこれから競走年齢を重ねなければ分からない部分がありますが今日の初勝利がなければその能力の蓋を開けることも叶わなくなる可能性もありました。 そういった意味では今日の初勝利でやっとスタート地点に立ったようなもの。今後どのように育ってくれるかまだ未知数ですが、使いながら母譲りの気持ちの繊細さを見せた以外、馬体の方は少しずつ強化してきている印象があるのでゆっくりと休養をして再び成長した姿を見せて欲しいと思います。 また、勝利までの過程で様々な出来事が起こるのは珍しいことではありません。 オートクレールの初勝利までに色々なことがあったことで、厩舎の一喜一憂というか普段見えない部分を知っていただいたことは大変有意義だったと思っています。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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オートクレール!おめでとう!!!小島先生をはじめ、厩務員さん他たくさんの人に愛されてほんと、オーちゃんは幸せ者です。塚田君も喜んでくれているかな?彼女に出資できた私も幸せ者です。本当に、オーちゃんが先生の所でお世話になれて良かったです。一口馬主を始めてこんな気持ちになったのは初めてです。これからもよろしくお願いします。他のお馬さんたちも応援してますヨ! |
パタミ 2007/07/08 20:44 |
小島先生、オートクレールを初勝利に導いてくださり、ありがとうございました。レース内容も素晴らしく、口取りにも参加させていただき、非常にいい経験をさせていただきました。今後ともよろしくお願いします。 |
アクセル 2007/07/08 21:39 |
先生をはじめ、厩舎の皆様のおかげで初勝利に導いてくださり、本当にありがとうございました。『オートクレール』を名づけさせていただきました一口馬主の会員です。実は、先生の様な素晴らしい厩舎にお世話になっていて、1勝もできなかったら自分が応募した『名前のせいかなぁ〜。』と少し緊張しておりました。今日の初勝利で本当にうれしくて泣きそうになってしまいました。本当に私は幸せです!!これからも、オートクレールをよろしくお願いいたします。 |
みつ 2007/07/08 22:29 |
小島先生、本当にありがとうございました。 |
カイリュウ 2007/07/08 22:38 |
小島(茂)先生、早速のアップありがとうございます。口取りさせていただいた一会員ですが、彼女(オートクレール)のレース結果とおまけを読ませていただいて、涙してしまいました。これからも彼女のことをよろしくお願いいたします。 |
ナエトル 2007/07/08 23:16 |
小島先生、オートクレールの初勝利、おめでとうございます!期待をしていたファンが多かっただけに嬉しいことでしょう。先日の取り消しの経験を存分に活かせた先生と厩舎の皆様、本当にお見事です。ブロードアピールに前から乗りたいと言っていた鮫島Jによる勝利だということも凄く縁を感じます。まだ、早いかもしれませんが、このコンビでドバイ制覇なども期待してしまいます。この価値ある勝利をバネにこの夏競馬で勝ち星をじゃんじゃん、上げていって下さい! |
マンハッタンパフェ 2007/07/08 23:53 |
先生、大変ご苦労様でした。 |
リーピンティーチャー 2007/07/09 07:48 |
小島先生、ありがとうございました。 |
N.P. 2007/07/09 12:51 |
オートクレール、おめでとうございます(*・_・*) |
しいね 2007/07/10 05:04 |
遅くなりましたが、オートクレール、おめでとうございます! |
消えない虹 2007/07/10 22:06 |
パタミさん、アクセルさん、みつさん、カイリュウさん、ナエトルさん、マンハッタンパフェさん、リーピンティーチャーさん、N.Pさん、しいねさん、消えない虹さん、皆さん有難うございました。 |
調教師 2007/07/13 23:24 |
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