小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)

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help リーダーに追加 RSS ◎6.21〜22の結果

<<   作成日時 : 2008/07/04 22:38   >>

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21日(土)






◎福島3R ヨシハヤテ 芝1200m ▲草野太郎 14着

 好スタートから控えて後方に。
『済し崩しに脚を使うようなガリガリした競馬ではなく、ハヤテに合わせてジックリと』という指示だったが、正確な意図がはっきり伝わっていなかったようだ。

『控えて乗りましたがスタートも良かったし、もう少しレースの流れに乗れて競馬ができそうです』と草野J。
前走までがそういう感じで乗ってもらっていたので、あくまで今回も大事に考えての騎乗となってしまったようだ。

『上手く伝えられなくて悪かった。流れに乗って競馬をして良かったんだよ』
『距離が短いからって急がしてばかりの競馬だけはしてもらいたくないという意味だったんだ』 

それでも草野Jが言うように次走は流れに逆らわずに乗ってみればもっと良い面が出せそうな雰囲気になってきた。
あとはソエを我慢して、次も芝のレースになるだろうから頑張って耐えて欲しい。









◎福島7R サクレクール 芝1800m ☆田中博康 3着

 目処が立ったような感じ。
好位を取りにいった方が有利な福島だったせいかスタート後は沢山の馬が一団となって前へ。

その分1コーナーでゴチャついた感じとなり、無理せずジワッとコーナーに入る乗り方をしていたサクレクールもスムーズさを欠いた。

しかし向う正面に入ってからは上手な走りを取り戻し、直線もそのままの脚で勢い止まることなく3着入線。
さあ初勝利が見えてきた。

ゴロッとした馬体と、そのフットワークから『短いところだな・・・』と思っていたが2戦連続タイムオーバー。
ところが『距離を延ばしたらどれだけ遅れるんだ・・・』という不安の中での距離延長に、その実力を発揮しだした。

まだまだ弱さが残るサクちゃんだが、あとは現状維持でも力を出せそう。
ソエや背腰の張りがありながら、調教だけではなくレースでも力の片鱗を見せ始めたことで、キッチリ勝ち上がれれば更に成長が見込める今後が楽しみ。

まずは目の前の1勝へ・・・サクちゃん次こそは決めような。







◎函館10R クィーンスプマンテ 八甲田山特別 芝2600m 藤岡佑介 1着

 ホッと安心。
1000万下好走実績からの降級だし厩舎としては『勝たなきゃマズイでしょう』という空気。
それだけに強さを見せ付けてくれたことは嬉しい。

『絶対行きますよ!』と言っていたはずの藤岡佑Jだが、ちょっと出負けして2番手。
後で聞いたら、珍しく発馬機内で少し落ち着きが無かったらしくタイミングが合わなかったようだ。

『しょうがないな…何だかスプマンテはいつも上手く行かないな…』と、ちょっと凹む思いで見ていたが、1周目の正面でたまたま内ラチ沿いが開き藤岡佑Jは、すかさず先頭へ。

ジョッキー曰く『前走のような競馬を経験したことが生きているみたいで2番手でも全然走りは良かったです』
『でも上手い事開いたので確率を上げるためにも前に出ました』初勝利は逃げ切りで、2勝目も途中から先頭ということを考えると素晴らしい選択だったと思う。

あとは力の違いで安心して見る事ができたのだが、この距離で内容ある競馬ができたことは今後に繋がるし、何よりもレース選択が楽になる。

距離克服も良いニュースである事は間違いないが、いつも大人しい発馬機内でフワフワとしていたようにやっぱり少し疲れているのかもしれない。

レース後直ぐに放牧に出たが今後も無理をせず、体力的にはもっと良化するであろうという希望を持って接して行こうと思う。












22日(日)





◎函館12R オートクレール 基坂特別 芝1200m 的場勇人 16着

 レースそのものは手も足も出なかったという感じでズタズタな結果に終わったのだが、厩舎としてはひとつの踏ん切りがついた。

『あれ以上出して走らせると、フットワークがバラバラになってしまいます』と的場J。
それにしても直線でも良いところなく終わったのには正直愕然とした。

しかし前向きなヒントをくれたのは前日に新潟で走って人気薄で3着となったサクレクール。
同じズングリムックリの、いかにも短距離体型で筋肉がすぐに疲れて距離が持たないように見える。

でも調教では未勝利脱出可能な動き。
オーナーサイドの『ファルブラヴもゴロッとしていて距離が持った馬』という助言も有って、恐る恐るの距離延長だったのだが、なんと短距離でタイムオーバーになっていた馬が変わってきた。

オートクレールは兄妹のようなスラッとした体型とは違い、一番母似の詰まった体型。
一時期はガチッとハミを噛んでしまっていたし、そのピッチ走法からも『兄や妹と違ってこの仔は明らかに短距離馬だ』『距離延長なんて自殺行為だ』と思っていた。

しかし最近は道中怒らずにリラックスする事ができるようになってきたし、父はアグネスタキオンだから兄や妹とも同系。

今回騎乗してくれた的場Jも含めて『500万下を勝てないはずはない』というのはみんなの一致した意見。
『僕はどちらかというとダート向きではないかと思いますけど、距離延長は試してみる価値があると思いますよ』と的場J。

実はサクレクールが初めて距離延長した時も的場J。
『まだ伸ばせます。芝1800mもこなせるしレースも上手いと思いますよ』との言葉通りサクレクールは好走。

過去には他にも短距離血統ながら距離を克服した馬は結構いる。
その馬たちのほとんどは距離をこなせる走法。

そんな走法がオートクレールにも出来そうな感じになっている。

と言うわけで次走は芝1800mになりそう。
どんな結果が出るか分からないが、何となく今回の負け過ぎを見ると、逆に良い結果に結びつきそうな予感がする。

ただ、レース当日には課題も発生。
装鞍所集合後しばらくしてから軽い疝痛の仕草を見せ始めた。

初勝利前に阪神遠征した時と同じだ。
阪神の時のような苦しくて大暴れとは違い、幸い今回は軽度で『ちょっとシクシクしているのかな・・・』という感じ。

『返し馬に行った後で明らかに辛そうだったり、止めた方が良いと判断したらあくまで馬優先。遠慮せず回避を申告してくれ』と的場Jに依頼して返し馬へ送り出した。

返し馬の時に気分良く走ったことでスッキリしたのか『一回前掻きをしようとした以外は大丈夫で止める状態にはならなかったです』とのコメント。

最近の装鞍所でのテンションを考えて厩舎装鞍にしたのがストレスの原因か、何だかんだ言って輸送して翌週の競馬がストレスになったのか・・・。

まだ精神的な脆さは兼ね備えているようなので今後も注意は必要。
いずれにしても次走はまだ踏み込んだ事が無いところへチャレンジだ。

そして・・・今度こそ実力を発揮してくれるはず、と期待を持って次走を迎えたい。







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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
小島(茂)先生、キャロットクラブのサマーパーティーでお会いできなかったのでは残念でした。お得レールが負けた後のブログで「負けたオートクレールについても実は残念な反面、次走が少し楽しみになっています。」とあったので、直接お会いできれば、いろいろお聞きたかったのですが・・・。前走のシンガリ負けは見せ場もなくショックでしたが、距離延長で少し「光」が見えてみたということでしょうか。実は、オートクレールに出資したことで、妹のカイゼリンにも1口出資しています。妹は、芝の2000mで2勝していますし、お姉さんも負けてられませんね。次走が楽しみになってきました。ただ、また疝痛の症状がでたとのことで少し心配です。それでは、小島(茂)先生、お体に気をつけて頑張ってください。
ナエトル
2008/07/05 01:35
小島先生こんにちは。
スプマンテのレース回顧ありがとうございました。
この距離で勝ったということはレースの選択の幅もほんと広がりましたね。
洋芝もこなしましたし札幌でも期待してます。
タル
2008/07/11 23:16
ナエトルさんキャロットクラブさんのパーティーに参加できなかったのは本当に残念でした。オートクレールやモレーンレイク、ピースエンブレムの出資会員さん達とも話をしたかったので、また違った機会でお話できれば良いなと思っています。オートクレールは疝痛の兆候があったとはいえ、あんな全く競馬にならない仔ではありません。それを考えると距離を延ばすのに踏ん切りがつく良いきっかけになったと思います。距離を延ばして全く駄目だった時が怖いと言えば怖いんですけど…今は楽しみのほうが大。あとはストレスを少なくして疝痛にだけ気をつければと思っています。


タルさんスプマンテの勝利はひと安心。
これまで頑張ってくれたので、ちょっとの間休養しますが復帰後も長距離での安定した走りが今から楽しみですね。
調教師
2008/07/19 08:04

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