小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)

アクセスカウンタ

zoom RSS ☆4.18〜19の競馬

<<   作成日時 : 2009/04/17 20:52   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 17 / トラックバック 0 / コメント 8






先週の桜花賞
ドキドキハラハラという内容ではあったが
期待された強い馬が
強い競馬で勝った。

関係者の皆さんおめでとうございます。


その時の私
翌日の為に北海道へと移動中。

浦河に用事があったので
いつもの千歳ではなく
ちょっとだけ楽な
帯広からの移動を選択。

帯広空港でレンタカーをゲットし
桜花賞はどこかで車を止めて
見る事にしていた。

今のレンタカーはテレビ付き。

運転中は音声で…
車を止めれば映像が映る仕組みだったが

まずは移動しながら
グリーンチャンネルが映る『モバHO』もつけておこうと
スイッチON。

…映らない。

『南に向ければ…』

映らない…。

『ヴッ』というNG音が鳴るだけ。

『モバHO』って
3月一杯で配信が終わったらしい。

終わるのは知っていたけど
3月までだったんだ…。

『これからクラシックだよ!』
時期が悪い。




発走時間が近くなり
『よっしゃー』と車を止めて
映像を見ようとしたが
音声は綺麗に流れているのに
映像は『シャー』っと空しい灰色。

音が綺麗に聞こえている時は
映像も綺麗に映る事が多いのに…。


車を止めた場所は
家もまばらで畑ばかり。

でも
何となくそびえ立つ山たちが
邪魔しているようだ。

少し場所を動かして…
と50メートルくらいずつ進んでは止めて
と繰り返しチャレンジするが
どこへ行っても『シャー』っと灰色。

最後の砦
携帯のワンセグ。

帯広空港出発時には
所々で映るのが確認できたが
空港を出発して
かなり経過していたので
結局は無理。

今年の桜花賞は『灰色』


音は綺麗だったのが救いかな。










そして今週は皐月賞。

いち競馬ファンとして考えると
凄い楽しみ。

人気馬に
実績のあるジョッキーたち。

前走までのレースを見る限り
それぞれの馬が
どういう位置取りになって
どういう流れになるのか
蓋を開けて見なければ判らなそう。

すでに心理戦が始まっている感じだ。


自厩舎に出走馬がいないのが残念だが
ファンはもちろん関係者までもが
ドキドキ、ゾクゾクとするような内容で
終わったらスカッとするようなレースを期待。

日曜日は中山2レースのみ。
レースが終わったら帰宅予定なので
皐月賞は『カラー』で見れるだろう。




肝心の厩舎の方は
栗東に長く滞在した馬のうち
2頭が土曜日に阪神で出走予定。

状態は確実に良くなっている。
後はレース結果に出せるかどうか。

レ−ス後、2頭は美浦へ帰厩予定。

今回か帰厩直後には
スカッとしたレースができるはず。

失敗したら
ご理解ご協力をしていただいた馬主さんに申し訳ない。




色々と意図があって
必要に応じて栗東に滞在して
人馬に対しての刺激を与えているつもりだが
結果が伴わなければ意味が無くなる。

昨秋の秋華賞の賞味期限も大して残ってはいないはず。



栗東に滞在経験のある厩舎。
私の知る限りでは
施設を中心とした差を感じて帰る人の率は
100%。

ほぼ100%ではなく
『100%』。



美浦の施設でも
できる事はたくさんある。

美浦の厩舎だって頑張っているんだ
そんなところを判ってもらいたい。

でも頑張るだけでは追いつかない部分があること
それを栗東に滞在した人間は感じて帰る。

美浦の意地を見せたい気はあるが
行ってみると
『ちょっと待てよ〜』
というくらいの違いがある。

各厩舎の調教レベルが向上している中で
美浦の施設では工夫が必要。


栗東では調教環境の中で
自然と強さを培う環境が揃っている。

偶然なのか意図的なのか
そういう造りとなっている。

そんな施設の中で更に努力するのだから
立ち向かうほうは大変だ。


だから栗東は層が厚い。





何が違うのか
そのレポートを作るように
そういう動きもあって
今回は写真を撮ったり
感じた事を書いたりして…。

いずれはブログでもアップできればいいかな。


美浦TCの職員さんたちも
『何ができる?』と協力的な姿勢な気がする。


『栗東が良い、栗東が良い』
とアナウンスすることは一時的には不利かもしれないが


何も見ないで『頑張るんだー』って言ったって
何も解らないで『意地を見せるぞー』と言ったって

意地や根性だけで勝てる時代ではない。


創意工夫
見て、分析して、考えて実行に移す事
常に前へと進み続ける事が必要だ。














18日(土)





◎阪神8R マチカネフクノカミ 白鷺S ハンデ 芝2200m 津村明秀

 
前走後も栗東滞在で調整。

前に行きたい馬なので
スタート後の直線が長く
前に行き易い距離と競馬場を選択した。

前走後の調整では
栗東の坂路の辛さを
超えられそうで超えられない日が続いた。

予想していたより
乗り越えるのに時間が掛かったが
馬具を工夫したりしながら
今では完全に乗り越えて栗東仕様。

しばらくは後肢が付いて来ない
腰が抜けているような歩きが続き
中間に栗東へ行き
跨って確認したが
『思ったよりも時間が掛かるな…』
ちょっと心配になっていた。

でも歩き方を覚えてからは
ガラッとチェンジ
とスタッフからの報告。

火曜日に栗東へ行き
自分で跨って
『本当だ、良くなっている』
スタッフとフクノカミの頑張りが嬉しい。

栗東モードになれば
坂路での追い切りを
バリバリやっても耐えられる。

予定通りに
先週と今週
良い動きを見せてくれた。

問題は結果が出せるか。

逃げがベストだが相手の出方一つ。
自分の走りやすい位置で
気分の良い競馬ができれば
人気薄でも『あっ!』と言わせる事ができるはずだ。













◎阪神12R メイスンファースト D1800m 池添謙一


こちらも引き続きの栗東滞在。

フクノカミ以上に
栗東の逍遥馬道に苦しんだ。

元々歩き方に癖がある。
左頸が張りやすく
そのせいで
自分にとって楽な姿勢で歩く事を好む。

全身を使って歩くようにさせたいのに
そのために栗東の逍遥馬道に入れているのに
全身を使うのが面倒臭いような
チョコチョコした歩きで誤魔化す。

栗東に滞在している意味が無い。

馬具や調教を工夫しながら
チョコチョコをユッタリに変える努力。

まさに時間を掛けてという
馬作りの基本を繰り返した。

先週の追い切りくらいから
変化の兆し。

頑張ったお陰か
歩き方だけではなく
力も付いてきた印象だ。

追い切りは併走で遅れたが
栗東の坂路に慣れるのが
少し遅かった分だろう。

『心臓はもうワンパンチ良くなりそう』
という獣医さんのコメントだが
休養明けとなった前走よりも良化著しい。

前走は着順以上に内容があったから
良化分の上積みを
着順で見せて欲しい。








19日(日)







◎中山2R シンセイサクラ 牝 D1200m 田中勝春


昨夏以来の久々。
ソエが痛かったり
体力的な不安もあって
休養が長くなった。

帰厩後は
気持ちが入り易いので
様子を見ながらゆっくりと調整

相変わらずチャカチャカするが
飼葉は食べるし
調教馬場以外では大人しい。

もちろん気分次第では
馬場でも大人しい。

でも帰厩当初の追い切りでは
なかなか良いところが見られず。

調教のキャンターでは
騎乗者が皆
『良くなっているぞ!』
と声を揃えるのだが
いざ追い切ると
『う〜ん…』という感じだ。

走らせるリズムを工夫したり
体力強化を試みたりして様子を見た。

そして徐々に改善し
『これなら…』という状態に持ってこれた。

でも最後に
もうひと粘りが欲しい。

追い切りでは
最後の直線で
切れずに遅れる。

『ダメなのかな…』と過ぎっても
向こう正面に流す中で
『マダマダ』と喰らい付く良さは持っている。

本番でどうやって
そういう引き出しの奥のものを
表に出せるか。

田中勝Jに委ねたい。





















テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 17
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
面白い 面白い
驚いた

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
小島先生、こんばんは。
 ことしは例年以上に『暑い春』とのこと、暑さが苦手な馬たちや、
馬たちの面倒に多忙なスタッフの皆さん、体調はいかがでしょうか。
どうぞお体に充分お気をつけください。
 栗東と美浦の差はかなり大きいようだと、競馬ファンの耳にも入ってきます。そのちがいが『既得権益を保持したい抵抗勢力』によって生じているのか、単なる偶然によるものなのかは分かりかねますが、トレセンの差をのりこえて、素晴らしい結果を残してくれる調教師のみなさん、馬たち、スタッフの方々がいることも、また事実と考えております。
 小島厩舎はトレセンの差の垣根をみごとに越えたスタッドですし、侍ジャパンのようにチームワークと創意工夫で、これからも素晴らしいレースを産み出していってくださると思います。茨の道と知りつつも、あえてそこに踏み込んでいく勇気と知性をもつ方々は、やはり才能に恵まれていて、選ばれた方々と思っております。
 知人がキャロットパーティに誘ってくれました!
 先生はいらっしゃるのでしょうか、もし、いらっしゃるのでしたら、
お会いできるでしょうか、楽しみにしております。
金色野兎
2009/04/18 22:23
栗東滞在は「孟母三遷」を思い出します。戦績がお馬さんの生きる道を決定してしまう現実の前では、少しでも恵まれた環境で育てて上げたいです。
馬主さんたちは、美浦よりも栗東の厩舎に入れたがったりはしないのでしょうか。
「西高東低」は、栗東に坂路ができた時の劇的な戦果で言われ始めたと記憶します。それが今も変わらず残っているとは...、 
美浦の調教師会はどうしちゃってたんでしょうか 
たらふく
2009/04/18 22:50
『今年の桜花賞は灰色』超ウケます!先生のドジ話かなり好きですo(^▽^)o自分にも経験あるような事だったりするので分かる分かる〜覚えあるよそれ〜なんて思って笑っちゃいます〜。笑いは明日のパワーに繋がりますね!いつも真面目な中にもちょっとした笑いあり(^-^)ありがとうございま〜す
スズラン
2009/04/19 00:00
近所の家に飛び込んで「すみません!緊急なんでテレビで桜花賞を見せてください!!」
なんてのは………ダメですかね(-_-;
私も…あのダイワスカーレットとウォッカの壮絶な競り合いの時、電波状態悪の中運転していて、ちょうどゴール寸前に電波が力尽きた
…なんてこともありました(T-T)

先生のブログを見ていると、競走馬は、厩舎スタッフの皆様はじめ、いろんな方々の努力と想いの積み重ねで出来上がっていくんだなぁ…ということを改めて感じることができます。
もちろん、その対象が「生き物」である以上、人間の思い通りになるとは限らないのが難しいところなのでしょうが、やはりその努力と想いなしには、本当に強い馬はできないんじゃないかなぁ〜と思ったりします。
ざます
2009/04/19 05:58
桜花賞も皐月賞も掲示板に乗ったのは全て関西馬でした・・・。
特に皐月賞は無敗の断然人気馬を擁しての惨敗でした。
このままでは有力馬主は期待馬を栗東に入れてまた差が広がるという悪循環は続いてしまうでしょう。
ロジユニなんか美浦に帰って来たら弱くなりましたとかシャレにもなりません。
先生頑張ってください!
たか
2009/04/22 17:30
皐月賞は関東馬であるロジユニバースの優勝を期待してロジ、リーチ、アンライで買っていたのですが…残念な結果になりました(私の馬券が)

レコード近い時計が先行馬には厳しい展開となりましたね。3強と言われていてもやはり馬は馬ですね。

実力を過信していては足元をすくわれます

最後まで攻める、徹底的且つ貪欲に勝ちに行かないとああいう事になるんだと思いました(私の馬券が)

そういう面で岩田や安勝は「気持ちいい」騎手ですね。負けても納得、かったらお得の騎手だと思います

小島調教師もそんな人の一人であると思います。オオトリオウジャ期待してます
蒼次郎
2009/04/22 23:49
蒼次郎さんの 怒涛の追い込みですね
たらふく
2009/04/23 12:51
金色野兎さん、たらふくさん、スズランさん、ざますさん、たかさん、蒼次郎さん、皆さんコメント有難うございました。
桜花賞、皐月賞と美浦所属馬には残念な結果となりましたが、当然のことながら美浦ではこのままではいけないという空気が大勢です。フローラSもウチの厩舎にとっては残念な結果でしたが2頭の関東馬が権利を獲得。我が厩舎もオオトリオウジャでのダービー出走へと続きたいところですね。
もちろん、蒼次郎さんの仰る通り、厩舎やジョッキーが一丸となってファンに喜んでもらえるような競馬を、これについては東西問わずに提供することも大切ですよね。
金色野兎さん、キャロットさんのパーティーには参加させていただく予定ですので、顔を見かけたら声を掛けてくださいね。

調教師
2009/04/27 20:35

コメントする help

ニックネーム
本 文
☆4.18〜19の競馬 小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる