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zoom RSS ☆10.31〜11.1の競馬

<<   作成日時 : 2009/10/30 22:52   >>

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10月とは思えないポカポカ陽気。
暖かいのは嬉しいが
地球は大丈夫なのかなと心配になる。


久し振りに栗東に行き
滞在馬を確認。


一生懸命やってくれているから
大体いい感じ。


でもGTに出走予定の一頭は
少しでも良い結果を出す為にもう一工夫が欲しい。


濃いメンバーになりそうなGT
そこで良い競馬をしたければ
今までどおりではダメ。

GTでも好勝負できるよう
ちょっとだけ課題を投げかけてきたが
来週は確認に行けそうもない。

出走週までに
どれだけ課題をクリアできているか。


次に行くまでに
イメージ通りにできていれば
課題を克服できれば
楽しみが広がる。

人馬の頑張りどころだ。
















31日(土)





◎東京6R ナパ 牝 D1600m 三浦皇成


予定外となる
中1週での出走だ。



休養明けとなった前走。

良い感じで出走させられたが
精神的な面や馬体の完成度については
合格点ではあっても100点満点ではない。


一瞬にして抜け出して
前を捕らえて突き放すのでは
と感じた直線。


『うわっ
こんなもう一息の感じでも
アッサリ勝ってしまうんだ…』

とビックリした。

ところが結局は
勝ち馬を差すことができず
後ろから来た馬にも差されて

『うーん…しょうがないかな』
という感じ。

それでもきちんと
仕上がり通りの結果は残せた印象。

レース内容から
ナパ自身の自力の高さは再確認。


まだ馬体完成には
ちょいと手前のせいか
競馬に行って
テンションが高くなるのが気になる。

調教では
以前に比べると
我慢が利いて
じっくりと乗れるようになってきている。

しかし競馬では
調教では装着していないメンコを装着して
それでも少々気持ちが昂る。

特に牝馬に多い傾向ではあるが
競馬の辛さを思い出して不安になるようだ。


精神面や馬体面が
どっしりとしていれば
じっと我慢もできるのだろうが
不安が気持ちの昂りとして表面に出てくる。


慌てないようにしながら競馬で経験を積んで
過度の嫌気を与えないように気をつけて
注意しながら育てると
経験と共に心身の成長が追い付き
落ち着きが出るものだ。

ナパの力は
休養明けのレース内容で再確認。



休養明けで
仕上げが合格点程度でも
3着に来れる実力。



手応え的には更に上を望めそうだが
潰すのも容易い予感。


だから
ナパの将来を考えて
あまり追い詰めたくないからと
間隔を空けさせていただく事をお願いした。


飼葉もちゃんと食べるのだが
馬体重が増えない
見た目にももう一回り
いやそれ以上にフックラしてくるはずだ。



目先の勝利だけを欲しがって
このまま無理強いすれば
潰しかねない。


だからナパの実績に
一つでも多くの勝利を加算できるように
そのためにまだ無理をしないという事を
オーナーに理解していただいた。


ただ
休養明けを走らせて
良くなる事も十分考えられる。

一応は
レースの後で好転するか
間隔が必要にな状態かを確認させてもらうため
レース後1週間は様子を見て
判断させていただく事にした。



そして…
良さそう
行けそう
大丈夫そう。

週後半に向け
良い状態が確認でき
中1週での出走が決まった。


追い切りは中1週を考慮し単走。

終いだけしっかりと追う内容で
反応を確認した。

その分
普段の調教は加減しすぎないよう
走るのに前向きな気持ちを邪魔しないよう
気分を害さないように走らせてきた。


未勝利馬も混ざったメンバー構成だが
なかなか力が有る馬もいる。

めちゃくちゃ上がっているとまでは言えないが
少なくとも前走からの上積みがあるということで
スタッフの意見は一致。


前走よりは
良い感じで臨めるので
もちろん勝利を強く意識している。









◎東京9R ヴィヴァーチェ 鷹巣山特別 牝 芝1400m 田中勝春


前走後はここを目標。

クラスも上がり
芝1200mではちょっと距離不足。

少し距離を延ばしてみようというのが
前走後の結論。

不思議な事に
この歳になって柔らか味が増加。

以前は体力が無くて
うるさくてイライラしていたが
だんだんと落ち着き
体力が付いてきて
今度は柔らか味まで出てきた。

無理をせず
馬体が完成するのを待っていたのが功を奏したのか
若い頃には関節の硬さまで気になっていたのに
柔軟な動きに驚かされる最近の調教。


それだけに
ちゃんと結果も残したい。

ダートではあるが
東京牝馬限定戦では
2着の実績もあり。


札幌芝1200mでの
入着実績もある。

飛節が弱かった頃は
左回りを使うと疲労が出て
休養の繰り返しだったが
それももう心配なさそう。


スタートは良いので
スッと出て
スッと控えて
長い直線で伸び脚を発揮して欲しい。

まだまだやれるはずと信じている。









◎京都8R アイファーラブラブ 牝 芝1200m 小牧 太


栗東滞在。
昨秋も栗東に滞在したが
短い滞在だったため
疲れが出始めた頃に競馬。

失敗した。


今回は
しっかりと予定を組んで
得意の京都開催で二度の出走を予定。


そろそろ
お母さんになる時期も
考えてあげなければならず
競走成績的にはラストスパート。

勝負を掛けている。


鞍上は小牧J。


デビューしたての難しい頃
その時期に鞍上にいた小牧Jを配し
総決算のつもりである。


中間も追い切りに乗ってもらい
『大きくなったし良い感じ』
と楽しみにしてくれているようだ。

ジョッキーも久々の騎乗だし
京都競馬の二度のチャンスで
何とか結果を出したいという考え。

でも
追い切り後の状態を確認しに
栗東に行って
ジョッキーと会えたので
話をしたら

『勝ってもイイですよね…』
と笑ってた。


本気?


過去の実績や状態から
勝ってもおかしくは無いんだけど…
と思っているが
ジョッキーがそう言ってくれると余計楽しみ。

もちろん一発で勝って欲しいよ。

でも
競馬はそうそう簡単なものではない。

だから
久々に騎乗した小牧Jが
今回は良い内容の競馬をして
『大丈夫です
次は勝ちます!』
そう言って

それで次は勝つんだ!
そんなイメージでいたが。

いきなり勝ってくれると最高だな。





1日(日)




◎東京4R クサナギノツルギ 芝1600m 岩田康誠


仕上がりは
ほぼ万全。

クィーンスプマンテの半妹。

新種牡馬デュランダル産駒ということや
見た目が半姉似ということもあって期待はしていた。

素直で余計な事をしないところが半姉似。


そんなタイプだから
入厩当初は大人しさばかりが際立って
あまり手応えが感じられない。


半姉も
デビュー直前の追い切りの感触から
なかなか動きそう…という感じで
評価が変化していったのを思い出す。



入厩当初は
半姉の最初の頃よりは
しっかりしているかな…?
という程度。


発走試験に合格して
速い調教になってから
『うっ…やっぱり良さそう』
そんなところがそっくりだ。


でも
この『動きの良さ』
ちょっと他の馬とは違う。


普通は調教を積む毎に
『行くぞ!』と気持ちが表に出てくるはずなのに
ツルギちゃんは初めての追い切りを行った直後の数日だけ
『うっ…ハミを噛みだしたな…』と不安になって
それ以降はほとんど無し。


追い切りをやる度に
『あれっ?今日は遅れるな…』
という手応えから
“スッ”
と動いて先着する。



他の馬によくある
“グイッ”
と動くのではなく
風のように流れて先着する感じ。


読んでいる人に
上手く伝わっているか不安だ…。


調教助手曰く
『乗り手を不安にさせる馬』


時々騎乗した私も
『んー手応えが無い…ダメだ…』
と思いながら何度先着した事か…。


“グイッ”

“バキューン”

“ガツーン”

“シュッ”

とかではなく

“スッ”

“フゥッ”

“サッ”

という無音に近い感じで
伸びて抜き去る。


風のようになびいて追走し
その風に乗るように
“フワッ”と先着。


一生懸命走っている感触はない。
でもきっと一生懸命なのだろうな…。


本物かどうか
色んな方法で確認を続け
予定より一週早めての出走。


3Rの牝馬限定芝1400mに投票したが
張り切っていたのに除外。


来週の牝馬限定芝1600mに延期するか
フルゲート割れしたこのレースに再投票するか
一応除外も想定していてメンバーは簡単にチェック済み。


除外決定後に
残された30分程度で再度確認。


除外されたレースに騎乗予定だった岩田Jが空いていたことと
小柄な馬体のツルギちゃんが来週に延期した場合のリスク。

牡馬中心の骨っぽいメンバーで
勝てばそのまま純粋に評価できること。

もし残念な結果になっても
後々の未勝利が混み出すことを考慮すると
1週間でも早くレースに出走させることは利益がある。

そういう判断でここにぶつけた。


手応えがハッキリと伝わってこないタイプだし
少しでも距離が長くなる芝1600mのほうが歓迎でもある。



走ってみなければ判らないのが新馬ではあるが
ちょっと違う感じの調教の動き。


調教と同じように
岩田Jを不安にさせながらも
良い勝ち方をしてくれれば
動きの良い2歳世代
厩舎の期待馬が
また一頭増えてくれる。









◎福島1R ライジングタイド D1150m 高橋智大


散々な成績が続く。

初戦で芝1800mを走らせたのは
調教師のミス。

あの当時は
短距離の適性なんて
微塵も見せなかったはずなのに
いまじゃあ短距離馬以外のナニモノでもない。


ただ
能力は有りながら
『ガーッ』と行って
『パタッ』と止まる。


これじゃあダメだと
お兄さんにも乗った事がある藤岡佑Jを鞍上に
行かして残すか
控えて伸ばすか
どちらの引き出しを開けば良いか
感触を得るよう頼んだ前走。


スタートで躓きながら
すぐに持ち直して先行。


結局行くだけ行って
やめてしまった様だ。


『凄いスタートとスピードでした』

『でもこのままだと止め癖がつきそうですから
控える競馬を教えて最後は伸びる癖をつけたほうが良さそうです』

『一回目は少し喧嘩になるかもしれませんが
走るフォームにセンスがあるから
二回目くらいであっさりと結果が出るかもしれません』


『もし可能ならばしばらくの間は
調教も競馬も同じ人間が乗れた方が良いでしょう』


やっぱりその引き出しか…。
藤岡佑Jには感謝です。



そして白羽の矢は高橋智Jに。


『上手く行けば
二回目くらいから結果が出るかも…』
ということだったが
少しでも早くに結果を出す為
中間の調整は厩舎の乗り手が
気持ちを抜く事を覚えさせ
追い切りは高橋智Jが確認。


調教では上手くできる様になった。

まだ完璧とはいえないが
追い切りでも少しずつ抜き方を覚えている。


馬の後ろに入れたいので
枠順は良かった。


さてどんなもんか…。


ますます筋肉モリモリとなってきた好馬体。

走り方さえ覚えれば
今までの惨敗が嘘のように走れるはずだ。


















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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
更新有難うございます。いつものことですが出走のギリギリまでお馬さんたちの調子を見極めて上げる先生は素晴らしいです。プロヴィナージュの秋華賞を思い出します。全馬のご無事と快走を祈っております。
たらふく
2009/10/31 04:31
バキューンといえば岩田騎手を思い浮かべます。楽しみですね。

高橋さんは小島厩舎と縁が濃いのでそろそろ好結果が期待できます。
たらふく
2009/11/01 10:09
ライジングタイド惜しい!
次は期待してもよさそうですね
秋綾
2009/11/01 10:36
岩田語録、満載だぁぁ〜O(≧▽≦)O
ayu
2009/11/01 11:56
クサナギノツルギ残念でした・・・
初めての競馬だっただけに良いレースをと願っていましたが・・・。
しかし人気ありましたね!
やはりこの馬も興味深いです。かなりスピードが有りそうな血統。
ふわっと乗れる騎手が乗ってるとこがみたいですね!
秋綾
2009/11/01 20:48
たらふくさん、秋綾さん、ayuさん、コメント有難うございました。

惜しい結果が多かった2日間。
ライジングタイドは目処が立つ結果も、しばらく休みが必要な感じ。高橋Jは調教に騎乗してもらいながら、それをレースに繋げる必要がある馬には丁度良い器用さを持っています。今後も要所要所で助けてもらう事になりそうです。

クサナギノツルギは残念でした。
能力は有るのですが、レース前に調教で脚質を確かめてもらっていなかった分、仕掛けどころが難しかったようです。岩田Jも『もしかしたらもう少し距離があっても良いかも…』と言っていましたし、レースを使って短距離馬らしくなる可能性も…という心配も杞憂に終わり、相変わらずのノンビリ屋。秋綾さんの想像とは違い、フワッと走るのでグイッと攻めるジョッキーの方が合いそうです。

調教師
2009/11/13 19:20

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