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zoom RSS ☆10.8〜10の競馬

<<   作成日時 : 2011/10/07 22:56   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 47 / トラックバック 0 / コメント 7

























10月から
と思っていたのに
残念な除外もあって
秋の東京開催からだ
と気分を変えて臨む。


たまたま出走が
重なったこともあるが
3日開催ということもあって
美浦と府中の往復は
想像しただけでも大変だ。


今週は
いきなりの新馬ラッシュ。



特に期待馬が集まった
2歳馬のラインアップも
まだ勝利した馬はいないが
手応えは確実に良くなっている。


10月早々の今週頭に
秋の厩舎ミーティングも終え
雰囲気もイケイケになってきた。


その勢いに任せて
ブログも一気に更新。

明日からの3日開催は
競馬に集中だ。


コメントへの返事が溜まり過ぎて
実はもう諦めかけていたが
調べてみたら7月中旬から。


競馬を前に
気合が入っているし
絶対更新するぞと意気込んでいるので
『無理をしないで…』

なんて優しいことを言わず
しかし少し気長に待っていてください。

















8日(土)







◎東京5R ケージーヒトメボレ 牝 芝1600m 松岡正海


血統的背景も良いし
先々楽しみな馬。

初夏に一度入厩。

発走試験合格後
肢元に疲れが出て
一旦放牧後
秋競馬に合わせて帰厩した。

発走試験合格後
放牧前に少しだけ
速い時計を掲示したが
その時の背中の使い方は
走る馬の雰囲気十分。

育て方一つで
良い方向に持っていけそうな
気配はある。

帰厩後は
初夏のときのような
肢元の不安は出ず。

ただ
調整過程で
当たり前に疲れが出て
飼い葉食いは少し細くなったり
背中に張りが出たり。

筋肉が柔らかいので
獣医さんが触っても
表面的には問題無し。


でも
乗ってみると背中の奥に
ジワ〜っと疲れがある。

奥のほうなので
どうやってケアをするか
処置の効果を
奥の筋肉へと届かせるか
そういった意識が必要となる。

様々なケアの甲斐もあり
馬体も細くなっていないし
追い切りも良い感じに
消化して来れた。


少し辛くなっていたところを
やっと良い方向に
向けられた段階でのレース。

変な癖もないし
第一印象の良かった
背中の動きそのままに
レースで実力を発揮できれば
内容のあるレースができるはず。


レースを経験して
予想通りに
変わっていくことができれば
来春への楽しみへと
期待は広がってくれる。









◎東京8R シャイニングサヤカ 牝 芝1600m 黛 弘人


久々の出走だった前走だが
デキは良かったので
好走を期待していた。


ところが
せっかく好位につけたのに
直線では前が開かない。


これまで3回走った芝のレース。
その全てのレースで
前が詰まってしまっているのだから
よほど運が無いのだろう。

500万下の
距離が長めのレースでは
こういう紛れが多くなる。

芝1600mでは
少し短い印象もあるが
広い東京コースなら
かえって実力を出し易くなるはず。

このクラスなら
少々距離が短かろうが
対処できるという判断だ。


この考えに同意してくれて
次走も乗ってくれるはずだった鞍上が
自厩舎の馬が出走することになり
乗れなくなったのは残念だが
今回はある意味予定通りといえる
黛Jへの騎乗依頼。

実は以前からオーナーと話をしていて
未勝利で地方へと移籍したサヤカが
無事に出戻りで帰って来れた時は
黛Jに乗ってもらおうという話になっていた。


たまたま前走は
黛Jが札幌開催で乗れず。


脚質を把握できている
という意味もあって
前走で騎乗してくれたジョッキーに
続けて乗ってもらった方が
良いのではという私の考えもあったが
自厩舎優先である以上はしょうがない。

晴れてチャンスを得た黛Jは
サヤカの脚質を知ってもらうべく
最終追い切りに騎乗。


先週までに
ある程度仕上がっていたので
馬也で流した程度の追い切りも
これで準備万端だ。


最内枠に入ったのは
良いような気になるような
4度目の不利がないように
気を付けて乗ってきてもらうだけ。

新聞では印が無いけど
厩舎としては
期待と楽しみが大きいレースだ。














9日(日)






◎東京1R クシャトリア D1600m 三浦皇成


初戦が案外。

少し緩さは残っていたが
もう少しやれるとは思っていたし
ちょっと安全運転過ぎたかなと思う。

そのせいか
一回走ったはずなのに
牝馬としては気持ちが
落ち着き過ぎている印象。

中間は
少し攻めを意識。


初出走前と違って
飼い葉食いも悪くならず
馬体も維持できているので
ピリッとできるように
スパイスを加えてきた。

最終追い切りも
三浦Jが騎乗し
直線は一度控えながら
最後に弾けさせるよう
しっかりと追ってもらった。


それだけやってもまだ
落ち着きを払っているのだから
大したもの。


軽い皮膚病が
浮き出たりしていることから
体力的に抵抗力が落ちたり
少しは辛い部分もあるのだろう。

でも
それに負けることなく
ちゃんと抵抗もして
徐々に体力を付けながら
良くなっている手応え。

さて2戦目で
どんなレースをしてくれるか。

まだ自分からガッチリと気合満点に
走って行く感じではないけれど
初戦とは違ってビシッとできたし
広いコースで遠慮なく乗ってもらえるはず。

期待度の高さを考えれば
下手なレースはできない。











◎東京2R パッシフローラ 牝 芝1600m 三浦皇成


厩舎の判断ミスで
フライング気味の出走
となった初戦は別として
その後の2戦は連続2着。

さあそろそろ
初勝利をと期待一杯の出走。


メンバーをじっくり吟味して
出走したはずの前走は
勝った馬も強かったけど
何よりも超スロー。

手の施しようは無く
とにかく運がない。

ジョッキーも
『未勝利にいる馬ではないから…』

と言ってくれるのだから
とにかく状態維持を心掛け
広い東京コースで
実力を発揮して欲しい。


函館→札幌→美浦と
輸送の度に少しずつ減っていく
馬体重だけが気になるけれど
飼い葉は食べているし
移動した後の馬体重は
変わっていない。

乗っている感じでは
気にならないのだが
触診チェックでは
まだ甘さを見せる腰。

しっかりするには
時間が必要だけど
きちんとケアをしながら
競馬に出走することで
使いながら成長を促せる程度だし
マズは一つ勝って
皆をホッとさせて欲しい。










◎東京3R カイザーセブン D1600m 蛯名正義


春に行われた
トレーニングセールで
馬主さんと相談して購買。

牧場での下見の段階から
馬っぷりは抜けていたが
セリで提出された
肢元のレントゲンで
少し気になる場所があった。

でもその症状も
関係する牧場さんの意見や
育成段階での状況を聞き
最後は馬主さんに
リスクや私の考えを伝えて
全てを了解していただいた上で
セリに参加。


同じように
レントゲンが気になった
という人が多かったのだろうか
想いのほか競ってくる人も少なくて
決して安くはなかったとはいえ
無事に競り落とすことはできたし
予想落札金額よりは安かった。


その後は
そのウィークポイントに
注意してもらいながら
牧場での育成強化に努めてもらい
初夏に美浦へ入厩。

発走試験合格後は
緩い馬体を考慮したのと
少し疲れたこともあって放牧。

もう少し早い帰厩も考えたが
暑さを避けることを優先に
帰厩時期を変更した。


再入厩後は順調。

肢元の不安も出ず
レントゲンでの再検査も
セリの時期より良くなっている感じ。

獣医さんからも
競走には影響が無く行けるのでは
という可能性さえ
聞かれるようになってきた。

当初は気持ちに迷いがある走りで
ハミ受けに注意しながらの調整だったが
出走が近くなってからは
しっかりハミを受けて走ることを覚え
手応えも良くなってきた。

とても雰囲気のある馬。

いずれは芝でも
と考えているが
肢元のこともあって
最初は慎重にダートからの出走。

最終追い切りは
蛯名Jが騎乗して
緩い部分が残るところと
先々楽しみな背中を確認してもらった。

母のツァリーヌにも
騎乗したことがある蛯名J。

もちろん勝たせたことがあり
ちゃんと覚えていたのはさずがだ。


先週の
坂路での追い切りは
併走で抜群の動きと
馬也で抜群の時計。


緩さが残る状態だけに
初戦からどうかは判らないが
今後が楽しみな一頭だ。








◎東京3R クリムゾン D1600m 三浦皇成


当歳のセリで購買。
とても良いバランスの馬体で
そのバランスのままに
理想通りの成長をしてきた。

育成も順調で
夏の函館に入厩。

発走試験に合格したが
もう少し前向きさが欲しくて
一旦放牧に出すことにした。

牧場での最調教も
動きがしっかりしてきたと
美浦へ帰厩。

普段はとても大人しく
モサ〜としているが
牝馬が前に来ると
急に喜んで人(馬)が変わる。

一方で背中も動きも
良くなって帰ってきはしたが
まだ走るのが楽しくて…とか
競走意欲満々という感じではない。


牝馬が近くに来た時だけ
急に目が覚めて
射程圏外に行くと
嘘のように大人しくなる。

そのスイッチを
そろそろ走る方に向けて欲しい。

そう…
きっと向いてくれると信じている。

体力はあるので
調教はしっかりと消化。

自分から意欲満々ではないけど
指示通りにはしっかりと動く。

函館での発走練習で
何度か騎乗してくれていた三浦J。

その頃との違いを
久し振りに乗って確かめてくれたが
変化を実感してくれて

『僕はクリムゾン
      走ってくる馬だと思うんです』


と好感触。


いずれは芝でもと考えているが
とりあえずはダートで様子見。

種牡馬成績の良い父だし
来春の活躍を目指しての
楽しみなデビュー戦だ。













◎東京5R ミヤビアミュレット 芝1800m 三浦皇成


先週は
たった一頭の除外馬に
選ばれたというべきか
弾かれたというべきか…。

少し前に
やっと苦しい感じを
乗り越えた段階だったので
新馬戦としては良いデキ
という段階の仕上げだった先週。

除外をプラスにできるよう
先週末には坂路で
もう少しやっておきたかった
1ハロンだけしっかりと伸ばす
という調教を課した。

1ハロン12.0秒も
少し気合を付けて
あとは動きに合わせただけ
という騎乗者の感触。


『今日が
   レースだったらな〜』

とも思ったが
ますます苦しさを乗り越えた感触もあり
とにかくプラスへと導きたいところ。


最終追い切りは
もういらないくらいだから
併走馬を追い掛けて
併せただけで抑えたまま。

先週騎乗予定だったジョッキーは
所属厩舎の馬が入っていて乗れず。


急遽騎乗依頼した三浦J。

追い切りには乗らなかったが
その前日に騎乗してもらって
確認は終了済みだ。

評判馬が多いレースだが
厩舎としても
夢を見たいレベルの馬。

広いコースの小頭数なので
しっかりと納得の走りをしたうえでの
良い結果を期待している。













10日(祝・月)








◎東京4R パリソワール 芝1400m 三浦皇成


乗り手の評価が
高い一頭。

私自身は
普段の調教までしか
跨っていないのだが
追い切りなど
ギャロップ以上を経験した乗り手は
かなりの期待を口にする。

もちろん
最終追い切りに騎乗した三浦Jも
かなり手応えを感じているようだ。

実は…
当歳セリに出ていた
当時のパリソワール。

馬主さんから
評価を聞かれた私は

『あまり勧められません』

と馬主さんに
伝えてしまっていた。


それはなぜか…。

父の産駒も
母父の産駒も
時々難しさを見せることがあり
その掛け合わせで
気性的に難しい仔だったら大変
という想いから。

しかもそれを
裏付けるような気分にさせる
とても派手な顔。

四肢も真っ白で
膝の上まで白い肢も…
白い肢の馬は
時々蹄が弱く出たり
皮膚が弱く出る馬がいる。

あくまでも
確率の高さや
印象の問題ではあるが
どれか選びなさいといわれると
ちょっと避けたいな…と思わせる
そんな要素を抱えていた。

上場ギリギリまで
馬主さん自身は

『この仔が欲しい…
          欲しいな〜』


と言われていて

『やっぱり競ってみて
      もし競り落とせた時は
             先生がダメと言うなら他の人に頼みます』


とまで言われる。

『イヤイヤあくまでも
      馬相的不安要素があるというだけですから
                     もし落とされたらやらせてください』


と慌てる私。


無事に
競り落とすことができたのだが
結局その後は不安要素など
一切顔を見せず。


気性は時折
強い面を見せたりするが
全て許容範囲で
大してうるさくもならず。

蹄の状態も良好だし
白い肢も綺麗で派手な以外は
他の馬よりも傷や荒れに強いくらい。

もしこちらの進言を受けて
馬主さんが購買を止めていたら
謝らなければいけないところだった。



さてこれからが本番。

乗り手の評価通り走ってくれれば
母系の血統を考えても
来春への期待を大きくしたいところ。


最初の関門となる
新馬戦から注目だ。




























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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
期待のルーキー達、彼らの激走が予想される今週末と月曜日。先生の笑顔が見れそうな予感(^-^)/
楽しみだなぁ、いっぱい応援しています!
衛星大気圏
2011/10/08 00:32
2着惜しい、この1戦でメドは立った。
むぅ
2011/10/08 17:42
5着、2着の上がり調子ですね泱セ日は念願の勝利期待してます
伸介です
2011/10/08 19:07
小島先生、パッシフローラの
一口をやっているラムタラです。
先生にお世話になるのは、
アレーに続いて3頭目です。

今日は去年牧場で会って以来
久々にパッシに対面出来るので
口取り予約をして、
ネクタイをしめて、
府中に参戦しました。
朝からパドックに
へばりついていましたが、
筋肉の付き方、張りは悪くなく
安心しました。
馬体も細いというほどでは
なかったですが、
見た目より馬体重が
少なく感じたのが気になりました。
レースはちょうど他馬の
目標にされた感じですが、
特に不利も無く、
直線弾けた感じがなかったのは
少し残念です。
ただ、上位馬は未勝利としては
質は高かったし、
勝った馬以外は着差も少ないので
悲観する内容ではないと
思っています。

この後、放牧で立て直しを図るのか
続戦で成長を促すのか、
もちろん状態次第でしょうが、
先生の判断を楽しみにしています。
なかなかデビュー出来ない馬も
いる中、この時期に
4戦出来ていることは、
自分としては嬉しく思ってます。
今後もパッシをよろしく
お願いします。
まだまだクラシックも
あきらめていません。

ラムタラ
2011/10/09 11:24
8頭の単勝を買って当たらないとは…
馬券絶不調のオレが応援馬券を買ったから勝てなかったのか…

先生申し訳ございません!
洋食
2011/10/10 13:19
調子もだいぶ上向いてきたようであとは1着を取るだけですね。
ルミナスグルーヴの頭の位置は馬具などで矯正するのでしょうか。
ぜひともルミナスグルーヴで1着を取ってほしいです。
楽しみにしています。
ルミちゃん
2011/10/10 22:14

いつも楽しみに拝見させて頂いてます。
先生のようにブログを通じて、可能な限りファンとの距離を近づける努力をされている事に凄く好感を持っています。

お互いの立場を弁える事は絶対ですが、JRAにも大変、馬を集める事に苦戦されている厩舎も最近多いように思います。


やはり(人と人の繋がり)だと思います。

サラブレッドも
競馬も
競馬場も

全て『人』が作ったものですし…


私も将来JRA馬主を目指してますが、先生の様な方とお知り合いになれたら。と正直思います。


スタッフを大事にされている事。

毎回レースに向けての1頭1頭へのコメントは感動的ですし、ブログを読むと気にもしない未勝利戦でも注目しちゃいます。

今後もブログの更新楽しみにしています。



質問1

先生はレース選択でとりあえずダートとか言われるコメントがある事。
それと結構芝とダートを上手に使われてるイメージですが、芝馬とダート馬は全く違うと私は思うのですが、新馬を預かる時にその辺りまで考えられて預託馬を決められていますか?


質問2

ジョッキーの選択はどの様な基準でされてますか?
(良く先生の馬に乗る三浦騎手。ホントにセンスが有ると思いますし、彼に異論はありませんが…)


質問3

先生の好きな種馬を教えて下さい。
(出来たらディープインパクト以外で回答頂きたいのですが…)

以上

先生の馬に注目し、ご活躍応援しています。


ヘイヤ
2011/10/12 22:13

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☆10.8〜10の競馬 小島茂之厩舎の本音(公式ブログ)/BIGLOBEウェブリブログ
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