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zoom RSS ☆9.7〜8の競馬

<<   作成日時 : 2013/09/06 22:47   >>

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今週の更新を前に
2頭の管理馬が出走した
4日(水)の門別交流競走を
更新せずにいた事に気付きました。


言い訳になりますが…

当日は
朝の調教後に
美浦で会議。


ギリギリの時間での移動となり
羽田経由で門別に到着したのは
最初のレースの装鞍所集合時間。


そのまま立て続けに
2頭のレースとなったため
すっかり忘れてしまっていました。


おそらく

更新されていない…
と待ってくれていた方たちが
少なからずいるはず。


二頭のうち一頭は
今回のレースを最後に
引退することになってしまい
その最後のレースコメントを
更新できなかったことは
心残りです。

もしかしたら
更新する時間がなくなるかも…
という危惧もあったため
先週末の時点での
アップも考えていましたが
週末は週末で移動が続き
本当に申し訳ありませんでした。




無理をしてでも…
とまでは言いませんが
今後も出来る限り
ブログでの情報公開を
忘れないように。

そして何よりも一番大切な
一頭一頭への取り扱いに
真摯に取り組むことを
手を抜かずにやっていきたいと思います。












話題を変えて


裁定委員会
外部委員に新任として委嘱された

坂口正大 調教師


私の
個人的意見を
あれこれ書くと
誤解を受ける部分も
出てくるので


坂口先生が
どんな方かを知ってもらうため



2012年2月末に

特別寄稿として
週間競馬ブックに掲載された記事を
関係各所の皆様のご協力とご理解をいただき
ここに掲載させていただきます。







一筆啓上





『まずは意識改革から』





 昨年2月一杯で調教師を引退。

その後しばらくはトレセンには顔を出さずにいましたが、時々テレビ中継の解説の話をいただき、また、GTレース週にはスポーツ紙のコラムを担当することになって再びトレセンに出向くようになり、現在に至っています。


先日本誌編集部より「厳しい状況下にある競馬への提言を」との依頼があり、この欄に登場させていただくことになりました。


競馬に対する提言というより、長年馬づくりの最前線で生きてきた人間として現場生活を通して感じてきたことを思うままに書いてみましょう。



 現在の私は調教師OBであっても取材する側の立場なので調教開始から取材制限のある1時間はスタンド2階の調教師席には出入りせず外部で過ごしています。


時間を守るのは取材者の基本ルールであり、現場では他にも守るべき約束事がいくつもあります。


しかし、時としてこれらが守られないケースがあり、私自身も過去に何度か違反者に注意をしてきました。


違反行為をする人間は新人記者(新規の競馬担当も含め)に多く、ルールの徹底、遵守に向けての教育がなされていないのではないかとの思いがあります。


また、記者からの質問に困惑することもあります。
例えば「○○○(馬名)はどうですか」と声をかけられても、その言葉だけでは何を聞きたいのか曖昧で答えようがありません。


そんな場合、私はその質問には答えませんでした。
譲歩して答えることが取材者にとってプラスにならないと考えたからです。


何故返答がなかったか、自分の取材のどこが悪かったのかを反省する気持ちがない限り取材者もステップアップできないはずです。


質問の際に対象馬の基礎知識を頭に入れておくことは常識で、そうでなければ取材資格はありません。

ルールを守ること、基礎知識を身につけることは基本であり、競馬マスコミにはそのあたりの教育を(主に新人、若手記者に対して)もっと徹底していただきたいものです。
 

取材を受ける側にも思うところはあります。
マスコミはファンと競馬をつなぐ媒体ですから、本来その質問には真摯に答えるべきです。

形ばかりのコメントを提供していては競馬の魅力を発信できないだけでなく、専門紙、スポーツ紙、放送関係、インターネット上のサイト等すべてのメディアに似たような記事しか載らない弊害が生まれます。


競馬報道が画一化されると、それが原因で関心を失うファンも出てくるでしょう。

最近は一部の厩舎で取材制限が行われ、取材は週1度、それが共同会見形式のところもあると聞きましたが、生き物である馬の状態は日々変化するもの。


厩舎業務最優先は当然としても、取材される側は時間が許す限りマスコミに協力すべきでしょう。


一般スポーツにおいても競技関係者とマスコミが成熟した関係を保つのは難しいとされており、特殊な競技で金銭が絡む競馬において信頼関係を構築するのは容易ではないでしょうが、協力し合って相互理解を深めることで壁を乗り越えて欲しいものです。


引退後、私自身の気持ちの中にもっとマスコミに協力できなかったのか、もっと受け答えに工夫があっても≠ニの思いが生じたことも付け加えておきます。


 次はあるべき調教師像についてです。
私が調教師になった昭和50年代は寡黙な職人肌の人間が多かったのですが、当然ながら時代とともに変化が求められて現在に至っています。


競馬は競争原理のもとにあるわけですから仕方がない部分もありますが、最近、一部の若手調教師は勝つこと、賞金を稼ぐことに没頭し、自分の成績を上げることしか考えていない人間がいます。



調教師は厩舎の経営者であると同時に競馬サークルを代表する立場でもあり、大企業の経営者や立派なステータスを持つオーナーたちと交流し、ファンに対して競馬をアピールする役割りも求められています。


一般社会に出ても対等に人と接することができなくてはいけませんから、それぞれが良識を身につけつつ人間性を磨く必要があることを忘れてはいけません。


また、強い馬をつくるだけでなく、人間を育てることも大切な職務だということを肝に銘じて欲しいものです。



 
騎手に対しても書いてみましょう。


短期免許で来日する外国人騎手が増え、昔とは異なってオーナーサイドが騎乗者を指名するケースが多くなってきた現在、騎乗機会の少ない若手騎手のフリー化が加速しています。


また、現在の競馬学校の在り方にも問題はありますが、厩舎として望んで新人騎手を受け入れるところはまずありません。

一方、所属した騎手は厩舎の攻め馬要員としての業務があり、ダブル開催時の土日に出張しての騎乗が難しくなります。


騎手免許を持っている以上は数多く騎乗したいのは当然であり、厩舎に所属したとしても大半の出走馬にトップジョッキーが乗る現実を考えると、フリーを選択するのもやむを得ないとは思います。



ただ、最近の騎手たちに対する不満もあります。
それは、もっとがむしゃらに、そしてひたむきに生きて欲しいということです。


例えば戦力外通告を受けたプロ野球選手はトライアウトに参加して生き残りを懸け、それでもダメなら独立リーグを目指します。


野球選手を続けることに全力を注いでいるのです。


それを考えると現代の騎手たちにはすべてを懸けてでも騎手を続けたいとの気概が稀薄な印象を受けます。

たとえば、朝の調教騎乗だけでなしに、午後の作業時間帯に顔を出して騎乗した各馬の様子をチェックしたり、作業を手伝ったりすることが可能なはずで、それを断るところはおそらくないでしょう。


馬により接することで馬を知り、感じる°@会を自らの意思で切り拓くことは騎手として貴重な体験になり、将来の自身の財産にもなるはずです。


厳しい時代だからといって簡単に諦めず、技術を向上させ、騎手生活を長く続けるために、不断の努力を続けて欲しいと思います。




 ここまでいろいろ書いてきましたが、競馬サークルの人間、マスコミ関係者も含めたそれぞれが意識を向上させることは、それが競馬活性化の第一歩につながるのではないでしょうか。



昨年夏、一ファンとして函館競馬場に行った際に場内のトイレが綺麗なことに驚かされました。



大相撲や野球観戦にもよく出かけますが、トイレや施設の綺麗さは競馬場が一番だと実感しています。


あの雰囲気なら女性にも十分受け入れられるはずですから、あとは主催者側が地に足のついた集客力ある企画をいかに打ち出すかでしょう。



関係者の意識改革に期待するとともに、今後のJRAの舵取りにもに大いに注目しています。







十人十色。

色々な考え方の方が
集まってできているのが
社会というものだから
これを読んだ全ての人が
私と同じように感じてくれる
とは思いませんが
身が引き締まる気持ちにさせられます。









誰が貼ったのでしょうか…


美浦TCの
調教師席のホワイトボードには
競馬ブックから切り取られた
この特別寄稿が
一年半を経過した今でも
剥がされること無く
何かを訴え掛けているように
貼られたままです。




時々ではありますが
ふと思い出したように
この文章を読み返すことがある
私にとって…



これ以上は
表現が難しいので
止めておきます。




ルールが新しくなって
ジャッジがより難しくなった
そんな気もする中でのこと。


色々と大変かとは思いますが
何か違う風が吹くことも
あるのではないか
と感じずにはいられません。


最後になりましたが
今回の掲載に御理解と
御協力をいただいた
全ての関係者の皆様に対し
この場を借りて御礼申し上げます。


















7日(土)









◎中山6R ロマンデラローズ D1800m 柴田大知


前走は6着も
ちょっと着差が大きいか…。


それでも
まだまだ改善点が多く
何よりも調子は上向きの手応え。


改善点については
作戦もあって内緒。


あえて挙げれば
ブリンカーを装着することで
競走に集中することを期待。


調教で着けてみた
ブリンカーの効果は
抜群とまでは言えないが
なかなか良い感触で
追い切りの動きも上昇。


泣いても笑っても
このレースが未勝利勝ちには
最後のチャンス。


残った余力全てを
キツイ調教に注いで
よく我慢してきてくれたと思う。




当初は日曜日に
投票予定だったが
メンバーや頭数を考慮して
締め切り直前に土曜日へ移動。


時間の無い中での
鞍上探しは
少し硬めに感じる
馬体の捌きということも考慮し
悔いのない競馬をしてくれるであろう
柴田大Jへ依頼。



以前は
よく乗ってもらっていた
時期もあったけど
最近はご無沙汰。


しばらく振りとなる今回は
以前と違ってバリバリの
G1ジョッキーだ。



厩舎としても
気合が入る一戦。


改善点をクリアして
土俵際での逆転を狙う。













8日(日)






◎中山8R アイアイエンデバー D1800m 吉田 豊


降級前に
2勝目を…
と頑張っていた春競馬。


勝利を目前に
右前肢に骨折が見つかり
長期休養となってしまった。



繊細な部分を
持ち合わせているエンデバー。


幸い
手術はしないで
済む部位だったが
発症後のストレスで
一時は入院。


ストレスが増せば
最悪の事態も
覚悟しなければならないほどだった。


2週間ほどで体調を戻し
退院してからは順調。


放牧先で
鋭気を養って帰厩。



少なからず
成長した面は見られ
特に以前は苦手だった
手前変換がスムーズになっている様子。


まだ時々
上手く出来ないことはあるようだが
以前に比べれば良い感じ。


前回骨折の要因も
手前変換にあると思われるので
これが上達してくれるだけでも安心だ。


1週前の追い切りには
吉田豊Jが騎乗。

まだ少し
気難しい面は残るが
かなり成長が見られるとのこと。



左回りで勝利も
右回りのほうが
手前変換は上手らしい。


久々ではあるが
いきなりの勝利を狙ってみたい。
































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内 容 ニックネーム/日時
坂口元調教師というと、キングヘイローの高松宮記念のときの涙をを思い出します。キングヘイローが良血だということでデビュー当時からのプレッシャーもあったのだと思います。しかし、それ以上に、競馬サークルの方々が一頭の馬を勝たせるためにいかに真摯に競馬に取り組んでいるのかが感じられ、テレビごしにこちらも泣きそうになりました。
シュライク
2013/09/08 22:15

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