☆2021-1.5の競馬
新年おめでとうございます
2021年を迎え
なかなか落ち着かない状況の中
中央競馬の初日
まずは
無事に競馬が
開催できることに感謝
昨年は厩舎も
思うように事が運ばず
もがいているうちに
終わった1年でしたが
今年は
皆さんにご迷惑を
お掛けしないよう
ただただ
前を向いて頑張るだけ
3頭が
出走予定だった初日は
一頭が除外で
一頭は出走を延期
厩舎の一年は
中山金杯からとなりました
どうか
今年も応援宜しくお願い致します
いつも応援有難うございます

何事もうまくいくよう

守ってもらいます

☆中山11R ロードクエスト 中山金杯 (GⅢ) 芝2000m ハンデ56Kg 西村淳也
年が明け
いよいよ8歳
デビューから
まもなく6年を迎えるが
長く
厩舎の柱として
頑張り続けてくれている
昨年は7戦し
初めてダートを試した一戦と
折合いに苦労した
前走では残念な結果だったが
他の5戦では
コンマ2~8秒以内で入線
そのうち
2戦で入着しているし
上がり3Fの
時計に関しては
3戦で
出走メンバー中
2番目という充実度
前々走は
上がり3F最速時計
もし
衰えていたら
こんなには走れない
数字から見る頑張りと
調教の感じから
噛み合いさえすれば
まだまだ頑張れるという
手応えはあるのだが
激しい
気性の持ち主だけに
噛み合わせるのが
難しい
8歳になった
今年は
1戦1戦が
勝負となる
前走は
いつもより
ちょっとだけスタートが良く
出して
行かせたわけではないが
流れに
乗れたように見えて
前半は良い感じ
前に
壁もできて
もしかして…
と思った矢先
壁になってくれていた馬が
馬群の内に入ってしまい
壁が無くなると
抑えも利かず
激しい気持ちが
前面に出過ぎてしまった
前走後
馬体面のダメージは少なかったが
久し振りに
レースで掛かって目が覚めたのが
最近は
手が掛からなくなっていたはずの調教で
久し振りに
激しさを見せることが多くなり
それでも
いつもなら
ホドホドに落ち着くのだが
結局
レース前までおさまりきらず
いつも以上の
激しさが
良いほうに
出てくれるかどうか
前走前
少しカタくなりかけていた馬体も
柔らかみを含んだ
捌きに戻り
クエストにしては
良い雰囲気
しかし
速い調教になると
気持ちが逸るのが
唯一
気掛かり
昨年末に
かなりキツイ
追い切りを消化し
年が
明けて以降は微調整
出走前日
軽めの調整の際
後ろから走ってきた
他厩舎の馬に興奮
気持ちが
なかなかおさまらず
尻っ跳ねをするくらい
怒っていた激しさは
3歳の時
以来のような気がする
寒くなってくると
直ぐに毛が伸びてしまい
どちらかといえば
暖かい時期のほうが調子が良いタイプ
他の管理馬達より
早めに馬服を着せたり
服の枚数を
多めに着せたり
といった工夫を
まだ暖かい時期から続けてきたが
今年からは
特定の日だけ与えていた
暖かい飼葉を毎日与えるなど
体内から温めようという
新たな取り組み
予定を
中山金杯に定め
さて鞍上は…
という段階で
重要視したのは
初騎乗での
難しさを考慮して
できるだけ過去に
騎乗した騎手であること
同じ頃
『次走は
中山金杯ですか』
『もう一度
乗ってみたいです』
と志願してくれた西村J
もちろん
異存はなし
3走前
初騎乗で
思い切ったレース内容
2走前は
動くのが遅くなってしまったが
その原因も
だいたい見当がついている
過去2走を
踏まえて
3度目の正直へと
繋げてほしい
この記事へのコメント
新年早々、愛馬エルバルーチェ号引退の連絡がきました。肺からの鼻出血ということで、残念ではあります。
しかしながら、ホームページでに先生の無念を伝えるコメントいただき、私としてはむしろ感謝しております。先生のブログを知ってから1年余り、ここまで情報を発信していただける調教師先生はいなかったと思います。愛馬のレースから帰厩したときの映像なんか、感謝感激で観させていただきました。それぞれの馬に対して愛情もって接していることがよくわかりました。
ですから今年同じ社台レースホースから入厩する予定のコロンバスサークルの19の一口を持たせていただきました。勝手ながらもう一度先生の厩舎にお願いしたいと、思っております。デビューまでは貴厩舎の出走馬を応援させていただきます。
最後になりますが、今年も引き続きよろしくお願いします。
メッセージ有難うございました。
エルバルーチェの突然の引退、本当に残念で、応援していただいた皆さんをガッカリさせてしまったことと思います。
今となれば、前走直線で止まった原因は、レース後の、ブリンカーを気にしたという判断と違い、肺出血が原因だったのではないかと思われます。
調教で肺出血の兆候があっても、レースでは影響がない馬もいるのですが、調教後の肺出血の量が少なくはなかったこと、これから小倉へ移動させて、前走のようにバッタリ止まった場合、エルバルーチェのダメージや、応援していただいている皆さんのショックを考えないわけにはいかず、馬主さんに相談させていただいたうえで引退が決まりました。
管理馬の扱いに差をつけたくはありませんが、厩舎にG1勝利をプレゼントしてくれた馬の産駒です。何としてでも勝たせて、お母さんに恩返しをと思っていたのですが、昨夏のアクシデントが悔やまれます。
もうウチの厩舎の手は離れてしまいましたが、新天地で活躍してくれるよう願うしかありません。
きりぞーさんとは
コロンバスサークルの明け2歳で、エルバルーチェの無念の分も楽しんでいただけるように頑張りたいと思うので、引き続きの応援宜しくお願い致します。