TALK LIVE中止について。
明日14日(月)に予定されていた
TALK LIVEは中止になりました。
今回の被害の大きさを考えると
予定通り行うことを
心苦しく思う気持ちがある反面
前売り券から購入していただいて
遠方から来る方もいらっしゃる
と聞いていたので全て主催者さんに
お任せしておりました。
イベントが中止となったことは
大変残念なことではありますが
予定通り行われた時は
お客さんも私も複雑な気持ちで
迎えることになるのかな…
という思いがあったため
これで良かったのだろうと思います。
前売りを
購入していただいた方たちには
大変御迷惑をお掛けしますが
いずれ代替という形か
払い戻しで対応する予定
ということを聞いているので
御確認のうえ宜しくお願いいたします。
美浦の状況については特に変わりなく
調教も通常に近い形で行われました。
朝の5時に供給され始めた水が
一気に使用量が増えたとのことで
再びいきなりの断水という
アクシデントはありましたが
馬の飲水だけは
JRAから供給してもらえたので
何とか無事に作業を終えることができました。
競馬の開催については
今だ未定ですが
被害の大きさや状況を
知れば知るほど
開催という判断がなされても
複雑な気持ちで
出走馬が良い競馬をしてくれても
素直に喜べるのだろうか…
というのが正直な気持ち。
ただ…
競馬に携わる人たちの生活の問題も
考えていかなければいけないと思う。
競馬が行われない事で
生活に影響を受ける人は
想いのほか多いはずだ。
マスコミ関係の人
新聞を売る人
競馬場やウインズ近隣の人
競馬に関係する売店や
コンビニエンスストア
交通機関に関係する人
馬が出走しないことで
馬の移動が滞って馬運車業界にも
影響があるだろう。
今すぐに競馬を開催する事は
誰もが違和感を得るのは間違いないが
競馬が行われることで国庫納付金が納められる。
逆に…競馬が中止になり続けて
国庫納付金が少なくなる事を考えると
どこかで開催に踏み切るということが
国に対しての貢献となり
納付金を通じての援助という形にもなる。
でも
こんな時に競馬なんて…とか
そういう声も覚悟しなければならないだろうし
だからこそ国庫納付金という
目立たぬ国家貢献だけでなく
今回の震災を受けての特別な措置として
復興競馬とか支援競馬ということでの開催は
できないものなのかと思う。
もちろん
競馬を行って潤う部分は
競馬関係者がまとまってでも良いし
個人的にでも良いから
納付金以外での貢献ということも
しっかり考えていくべきだろう。
私達が今できる貢献は
馬を通じてのものでしかできない。
馬を置いて被災地に行くことは
不可能ではないが現実としては無理だし
ほとんどの人がそれを望んではいないはず。
被災地に向かったとしても
慣れない場所で慣れない事をして
かえって迷惑になることも否めない。
今は日本人や
日本に住む一人一人の人間が
それぞれの立場で
何ができるのかを考えることが大切。
厩舎スタッフからも
自主的に節電の話が出た。
素晴らしい事だなと思いながらも
馬のコンディション維持も大切だから
節電や節水の意思は持ちながらも
お客様からお預かりしている馬だということと
我々にできるのは競馬が開催された時に
良いコンディションの馬を出走させるということだ
ということを話し合った。
どうしても見ておかなければいけない予定の馬がいて
午前作業終了後はいつも通りの北海道行き。
数日中に
再度大きな地震の可能性が高いということで
家に家族達を残してくるのも
後ろ髪をひかれる思いだったが
考えうる万全の状態を整えて
空港に向かった。
緊急時の対応として
厩舎に在厩している馬達のことも
厩舎の2階に住んでいるスタッフが
適時対応してくれる事になっている。
悲しい事に
今朝の調教中に
一頭の大切な馬の命を
失ってしまった。
スタッフの悲しみや
悔しさは当然の事だが
何で…という気持ちと
時期が時期だけに
命を失う悲しみや悔しさを
深く考えさせられた。
デビューを
間近に迎えていた新馬だったが
命を失う事は馬であれ人であれ
どんな時でも辛い。
オーナー始め
関係者の皆さんには
大変申し訳なく
お詫びの言葉もありません。
今はただ
これ以上震災被害が
大きくならないように
少しでも多くの人達が
救助救済されるよう願うばかり。
私達は
競馬開催という形での支援を考えると
一頭一頭の競走馬をアクシデントが無いよう
しっかりと管理する事はもちろん
個人的にも何ができるかということを
日々考えながら今回の震災に対する
貢献方法を探していきたいと思います。
最後になりましたが
大変な状況におかれている被災者の皆さんへ。
一人一人でその被災は様々でしょうし
その辛さは私達の想像を超えているものでしょう。
競馬関係者の中にも
家族や親族に連絡が取れない
という人が結構いて
私達も間接的にではありますが
悲しい思いで一杯です。
“どうか頑張ってください”
いまはそれしか言う事ができませんが
何らかの形での貢献を考えて
私達競馬関係者として
役に立てる事が何かを
探していきたいと思います。
色々とコメントをいただいていますが
返事には少し時間を下さい。
来週には落ち着くと思うので…。
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