桜花賞回顧とオークスへ

 









桜花賞も無事に終了。

結局は追い切りをしないで本番を迎えたのだが、肝心のレースで出負けをしてしまった事で、今回の調整方法が正解だったか失敗だったかは分からずという雰囲気か…。

でも個人的には失敗というジャッジ。
なぜならその出負けも調整方法が影響した気がするから。

さて今回は、信じて馬券を買って応援してくれた人達に向けてのお詫びの意味も込めて、物議をかもした感じの『追い切りせず騒動』を中心に桜花賞を回顧することで少しでも厩舎がどう考えながら調整を続けていたか、競馬の深さという意味でも知っていただきたいと思います。


ブラックエンブレムの追い切りをしないことは、きんせんか賞直後から考えていた事だったが、絶対に追い切らないのではなく、追い切らないつもりだがあくまでも毎日の状態を見ながらという事で調整を進めていた。

調教を控える事を考えた理由を簡単に説明すると、きんせんか賞の時点で既に良い状態になっていたこと。
そしてレース後の検体採取(禁止薬の小便検査)の時と、それ以降の厩舎での馬房内の仕草を見て、相当ストレスが掛かっていることが想像できたからだ。

調教では大人しくて手が掛からないのだが、牝馬によくある苦しくて馬場入りを拒否する癖や硬直してしまう癖を、精神的に追い込む事で植えつけてしまうことは避けたかった。






結果的に追い切りはしなかったし、馬場入りしたのも競馬の週の水曜日とレース前日の土曜日。

予定では水曜日に初めて馬場入りをして、その雰囲気次第で木曜日にも馬場入り、状態によってはどちらかで少し時計を掲示しても良いと思っていた。

そして水曜日、栗東入り後に初めてとなる馬場入りでどういう仕草をするか。
基本的には気分を大切にしたかったのでキャンターに下ろして、行く気があれば逆らわないで時計を掲示しても良い、リラックスしていたら周りをよく見せながらフワッと走らせるという指示。

結果的にブラックエンブレムは初めての馬場でもリラックスした姿を見せてくれた。



しかし、この後で調整が難しくなる出来事が起こる。

キャンターを終えたブラックエンブレムは当初、栗東のダートコ-ス向こう正面にある発馬機のところから、滞在以来毎日使って歩き慣れている坂路の逍遥馬道を帰る予定だった。

ところがあまりの落ち着きに、ダートコース脇の馬道を選択して帰ってきた。
そして厩舎に帰ってきた後で軽いスクミの症状を見せたのだ。

スクミとは簡単に説明すると突発的な筋肉の炎症なのだが、重度のものになると血の混ざった尿が出たり、全く歩く事ができなくなったり(ここまで重度のケースはほとんど無い)する。

しかし、トレーニングセンターでの調教においては軽度のものは比較的多く見られ、調教直後にスクミの症状を見せながらもクーリングダウン時には回復してしまったり、調教後にスクムも午後には完治してしまうということも多い。

発症理由は基本的には調教でのオーバーワークという事になっているが、心身のバランスが崩れた時にも発症するのではないかと私は考えている。

その根拠は・・・。
過去に、ある関西所属馬が海外遠征のために美浦で検疫をしていた時、調教初日にその歩きを見ていた私には不思議な歩様をする馬だと感じたのだが翌日には通常の歩様に・・・。

あとで関係者に聞くと、環境が変わっただけでスクムことがあるタイプなのだということだった。

そして私が管理したことがある馬の中にも、牧場から輸送してきて検疫を終え、翌日に初めて運動に出た時、調教前なのにスクミの症状を見せた仔がいた。恐らく環境の変化からストレスが掛かったのだろう。

いずれも直ぐに回復するし、軽めの症状なら私達はあまり神経質になることも無い。

スクミについてのキーワードには、寒い時期、牝馬、全休日明けの調教後、というものがあげられるのだが、頻繁に発症するような仔にはビタミンを投与したり、寒い時期は特に暖かくしてあげたりという事で対処。

もちろん調教にも気を使うのだが、過去の経験からはスクミ易い仔で『全然走らなかった・・・』というケースは何故か少なかったように感じるし成績的に結構頑張って走ってくれた仔が多いので、スクムからといって悲観的になる必要は無い。

明らかにオーバーワークが原因の場合を除いては、牝馬特有の繊細な、鋭敏な感性を持った馬が発症しやすいような気がする。

いずれにしても調教過程では頑張って乗り越えていかなければならない部分でもあり、以上のことから考えてもオーバーワークか精神的な問題、あるいはその両方が原因だと考えている。







そんなスクミの症状を見せてしまったブラックエンブレム。
注意していなければ分からないくらいに極めて軽い症状だったようだが、過去にほとんど発症していないし慎重になる必要があった。

原因は速めのキャンターを行ったことなのか、慣れない環境の中を歩いてきたことなのか・・・。
落ち着いていたとはいえ、やっと慣れてきた栗東で初めて馬場を走り、そして初めての場所を歩いて帰ってきた。

それに実は、この日の調教だけ帯同馬が別の場所で追い切りを行ったことが理由で、調教後は一頭で帰って来ることになってしまった。しかもその帰ってきた馬道は調教馬場の直ぐ横だったので、落ち着いて歩いていたとはいえブラックエンブレムにとっては見えないストレスがあったことも考えられる。

初めての馬場で乗った後、ストレスが掛かりやすい場所を歩いて、頼る馬もいなくて…ストレスを感じてもジッと我慢しているタイプのブラックエンブレムのために栗東滞在を選択したのに、厩舎の若さが肝心の場所で顔を覗かせてしまった。

そんな環境だけに本当は細心の注意をして、気を遣ってあげなければいけなかったのだがあまりに落ち着いていたので脇が甘くなってしまったようだ。



『少しなんですがスクミました。症状も軽いですし今日の調教の感じから明日も乗れるとは思いますが・・・』と調教助手からの報告。

『何が原因だと思う?』
『久々にいいキャンターをやったせいなのかも知れませんが・・・』

しかし厩舎に帰ってくる場所を変えてしまったと聞いた私には初コース、一頭だけで初馬道、と精神的なストレスの方が可能性としては高いと思われた。


当初は水曜日に組まれていた調教師会の仕事を夕方くらいには終えて栗東入りする予定だった私。
本当はそのスクミの回復状態と輸送以降の馬体回復状況を確認して木曜日の調教メニューを決める予定でいた。

しかしその調教師会の用事が長引き、翌朝も早くから予定が入ってしまったので結局他の先生と一緒に東京泊。

そして結局栗東入りしたのは翌々日の金曜日の午後となってしまった。

今回は迷った時には静の状態を維持するつもりだったので、木曜日に馬場入りする可能性はスクんだことで回避。
スクんだという事実を把握した後でも、なかなか用事が終了せずに私の栗東入りが遅れ、馬体を見て確認する事ができなかった結果、身動きの取れないような調整となってしまった。

金曜の午後に栗東入りした私は、馬体が回復して良い雰囲気になっているブラックエンブレムを確認。
『これなら少しは速い時計を掲示できたかな・・・』というのが第一印象。

それだけ心身に回復が見られたので前日に終いを伸ばして1ハロンだけでも時計を掲示する事を考えもした。
しかし中間のスクミがどうしても頭に引っかかったので、結局は前日も角馬場でジックリと乗ったあとで馬場に出て普通キャンターだけで最終調整を終了。

結果として当日はプラス8Kgという馬体重だった。


イメージとしては馬体重を増やしたかった気はあってもプラス4Kg程度まで。
『う~ん8Kgか・・・』というのが装鞍所で馬体重を聞いた最初の感想。

でも今回のこの調整方法を取ろうという根本はブラックエンブレムの能力を信じての事。
『これでもやってくれる』と思っていた。






残念ながらレースは出負けして良いところなく10着。
結果だけを見ると、内を走って先行した馬と後ろから行って外に出した馬が上位を独占。

後ろから行って内で伸ばそうとしたブラックには不向きとなった。


出負けで全てが片付いてしまって調整方法云々は問われないような雰囲気になってくれたので、厩舎としては批判の対象にならず助かった気もするが、スタートが上手く切れなかった事についても調整方法との因果関係が考えられる。

いつもピリピリしたブラックは発馬機内でも危うい面がある。
『強いて課題を上げればゲートです。ちょっと気を付けなければいけませんね』とは、きんせんか賞で初めて騎乗した松岡Jの言葉。

そんな危うい面を持ったブラックエンブレムが返し馬終了後にボーっとした雰囲気になってしまったらしい。
返し馬で久しぶりにスピードに乗った走りをしたことで気が抜けてしまったようだ。

そして発馬機内でボーっとしていたブラックの横で、隣の枠の馬が大暴れ。
その暴れている姿にビックリして今度は『ガッ!』と硬直して固まってしまったらしいのだ。

普段のピリッとした感じを維持していればジョッキーが気をつけながらその状況に対処できたかもしれない。
ところがボーっとした感じからいきなり緊張モードになって、対処をする間もなく扉が開いて出遅れた。

私が早く栗東入り出来ていたら?
もう少し速い調教をしていれば?
隣の枠の馬が暴れていなければ?

競馬には色んなタラ、レバがあるが全てが想像の域を超えない。


力が有ると信じていながら結果に結び付けられなかった以上、厩舎の調整方法は敗因の一つにあげられてもしょうがないが、競馬というものは歯車が噛みあって初めて上手くいく部分も持ち合わせている。

いくら良い状態にしても展開等の条件が原因で負けることもある。
コーナーや直線で前が塞がって『しまったー』と思っても災い転じて前が開き、その溜めたぶん弾けるなんてこともある。

調整が思うように行かなかったが…と思いながらも能力でカバーできる事さえあるのだ。

パドックで他の有力馬を見て感じたのは『ほとんどの馬が桜花賞を取りに来ている仕上げだな』ということ。
今回のウチのスタンスとしては『桜花賞を取りたい。この感じでどうだ!』『歯車よ合ってくれ』といった感じだった。

結果的には『ピリピリっとしたした仕上げが、より桜花賞への近道なのかな・・・』という思いを得て帰る事になった。

今回の調整について自分の中での評価というか結論を出せているわけではないが、歯車が出負けという結果に呼び込まれてしまった調整をしたのは事実なので、ひとまずは失敗と判断。

でももう既にオークスへ向けて順調に歩んでいるし現時点では故障もなく無事にエントリーできる態勢となっているということは大失敗ではなかったという事で勘弁して下さい。




ここで一つだけ書いておきたいのは、あれだけブログで本当の理由を発表していながら最後まで『何かおかしいところがあるらしい』とか『調教できない不安説』を一部で書き続ける人がいたのには閉口した。

大変な思いをしてコメント書いているのに、わざわざ嘘を書く男ではないよ(細かい事まで書けない時はあるかもしれないけど・・・)。

『調整は軽いけど、これでどうだ!』ってつもりで出走させて、本当に勝てるのではないかと思っていたけど甘かった。

クラシックという格に跳ね返されたのだと思う。


そういう意味では、どっか悪いところがあれば回避すれば良かったのだろうけど、特に悪いところは無いし、前走までの疲労と精神的ストレスが解消したのを確認しながら追い切りをやることも考えていたのだけど・・・。

器具や食材が完全では無い中でも工夫しながら調理して『どうぞ』って料理を出したら、『何かインパクトが足りない料理だね』って付き返された感じだった。

今回はハッキリと『ダメ!食べられません』と付き返された。



でも、驚いたのは競馬関係者の中に『今回の調整方法で結果を出して欲しかった』という意見が意外に多かったことだ。

『こういう調整方法もあるんだ。必ずしも強くやるばかりが全てではないんだという事を見せて欲しかった』と言われた。それだけに期待に応えられずスミマセン。

ある最新の研究データーでは、調教を頻度、時間、強さ、と分けて調査すると、コンディションを維持する為には、その3つの内の、ある部分だけは落とさないようにすることが大事らしい。



とにかく調整方法というのは色々あるし、あっても良い。
結果的に実を結ばなかったが今後もキャリアを積みながら経験を生かし、良く考えてより良い成績を出せるよう工夫していきたい。






さて桜花賞が終了して直ぐに回顧を書きたかったが、なかなか進まなかった。
本当はもっともっと詳しく書きたい部分もあるが、既にオークスも目の前で時間も無いのでここら辺で止めておきます。

こうした葛藤や苦悩、そして成功や失敗は桜花賞のようなクラシックだけではなく一般のレースでもおこる日常茶飯事の出来事。


実際の競馬というのはゲームのようにはいかないもので、常に生きているという事を分かっていただけると嬉しい。








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この記事へのコメント

うえ
2008年05月18日 23:19
やっぱり牝馬はとてもデリケートなんですね。
オークスは関東、一度走ったことのある東京競馬場でのレースなので
ブラックエンブレムが本来の力を出して走れることを願っています。
応援しています。
はるぱぱ
2008年05月19日 00:49
こんばんは^^
更新お疲れ様です。
実際の競馬はゲームじゃない、これはわかっていても実感はしにくいものです。しかし、ここで先生を応援している方々はわかっていると思います。

そして先生の調整方法を信じてます^^
まぁそれが正解か否か・・・競馬で結果を出せても正解でない場合もあるでしょうし、結果が出なくても正解の場合があるでしょう。
頑張って応援しますので頑張ってください^^

ってか、競馬って最高に面白いです!!
(馬券も一口愛馬も調子悪いですが@@;)
statesman
2008年05月19日 06:47
長文での説明、非常に興味深く読みました。
競馬、競争馬の奥深さを感じ取ることができ、益々のめりこんでいきそうです。
これからもお忙しい中大変でしょうが、こういった記事を書いていただけるとファンの1人としてありがたいです。
がんばれ!ブラックエンブレム。
tsuyonaka
2008年05月19日 09:56
先生毎日お疲れ様です。
ブラックエンブレムの桜花賞に出走するまでの経過を
事細かく書いていただき、興味深く読みました。
やはり、競走馬というのは非常に繊細な生き物なのですね。
また、世話をする人間サイドも適切な対応をするために、
日々細心の注意を払っているのだということが、
改めて認識でき、ますます競馬に対する興味が深まりました。
ブラックエンブレムのオークスでの激走を期待しています。
また、私が一口出資しているクレプスキュールも、
色々な工夫をしていただき、
初勝利が近づいてきたような気がしています。
次走も現地応援するつもりですので、こちらも楽しみにしています。
勝っても負けてもブラックエンブレム。
2008年05月19日 12:44
小島茂之厩舎の本音プログに出会って、競馬の裏側を知る事が出来、競馬の見方が変わりました。私は競馬をギャンブルとしか見ていなくて、馬は「生きもの!」 そうだよね。 勝つ事。結果ばかりを追い求めてる世の中で、馬だって生きてるんだ。厩舎スタッフだって頑張ってるんだ。
小島茂之応援団長
2008年05月19日 13:01
桜花賞で結果が出せなかったのは残念ですが、小島先生のポリシーは素晴らしいですね。オークスはオークスでとても難しいことが多いと思いますが、無事出走出来るといいですね。
これからも頑張ってください。いつでも応援しております。
一小島厩舎ファン
2008年05月19日 16:32
あえて苦言を呈すれば…。

スクミを考慮しての調整方法だ

と事前に配信願いたかった。
とてもデリケートな事案であり、
様々な問題があって
不可能なこともあるでしょうが。
BEファン
2008年05月19日 19:03
我々競馬フアンの為にこれほどまで詳細に、熱く語って頂き本当に有難うございます。
サラブレットの繊細さを理解する事が出来て感動しました、小島先生は調教師の鏡ですよ。

いよいよオークスですね、今回は少し人気を落としそうですが、桜花賞の内容を見れば手応え十分です。
良い結果を出して来週またこのブログで盛り上がりたいです。

助六
2008年05月19日 19:50
結果がすべての世界ですので結果的には失敗だったのかもしれませんが、今回の試みを必ず今後に生かしてご活躍されることを願っています。
まます
2008年05月19日 21:28
小島先生はじめまして。
桜花賞はあれど小島茂之厩舎の馬はブラックエンブレムだけではない。
繊細な生き物を扱うお仕事ですから大変だと思います。
某雑誌の中で伊藤雄二元調教師すら「加減してしまった」
的な発言をされていましたが
オークスでビシッと追いきって結果をだしたら「ほら見たことか」
見たいに前走軽めが響いたんだなんて論調がでてきそうで
すね・・・
オークスがんばってください!
これからも体に気をつけて良い馬を育ててください。
たらふく
2008年05月20日 01:44
今回の記事はお書きになるのも辛かったと思われますが、言葉を選びながら素人ファンにも分かりやすい表現で説明してくださって、とても素晴らしいです。有難うございます。
 桜花賞の時にも貫かれた、エンブレムさんの気持ちを慮りながら、慎重に体調を整えていかれる姿勢は、今回のオークスでも、必ずよい効果を見せてくれるでしょう。

(エンブレムさんにも、先生のブログを読ませて上げたいですわ!)
トメキチ
2008年05月20日 07:40
初めまして。興味深く読ませていただきました。
馬は繊細な生き物だし、やはり細やかな気配りが必要なんですね。
しかも何をするにしてもこれが正解ということもなく、プロである調教師をもってしても全てが手探りなんだということを知りました。
そんな中で結果を出さなくてはならないし、何かと批判されがちな立場でもあるし、本当に大変なお仕事ですね。
これからも色々大変でしょうけど、頑張っていい馬を育てて下さい。
オークスのブラックエンブレムも応援してます。

ブログを通じて、馬に携わる方達の苦労や思いを感じることができ、競馬を見る目が少し変わりました。
忙しい中大変だとは思いますが、こういう現場の生の声を聞ける場というのも我々ファンにはとても貴重なものなので、ブログも是非とも末永く続けて下さい。
2008年05月20日 22:00
うえさん、はるぱぱさん、statesmanさん、tsuyonakaさん、勝っても負けてもブラックエンブレム。さん、小島茂之応援団長さん、一小島厩舎ファンさん、BEファンさん、助六さん、まますさん、たらふくさん、トメキチさん、皆さんコメント有難うございます。
概ね皆さんには理解いただいたようですが全ての方に同じように評価していただけるわけではないでしょうし、今後もきちんと結果に繋げられるよう頑張りたいと思っています。
ただ、実際の競馬はゲームみたいにボタンを押すだけという簡単なものではなく、試行錯誤の中で成り立っているということを少しでも分かっていただけたら幸いです。だから大変な仕事なのですが、上手く行った時の楽しさもあって辞められないのです。

2008年05月20日 22:03
個別なコメントに対する返信ですが…。
tsuyonakaさん、クレプスキュールの好走は正直ホッとしました。でもここまで来た以上は何とか勝たせなければいけません。責任感じますが楽しみにしていてください。

2008年05月20日 22:04
一小島厩舎ファンさんからは苦言をいただきましたが、今回の調整はスクんだために軽くなったわけではありません。本文でも書きましたが今回のは極めて軽いスクミで、厩舎としては比較的よくあるケースのものでした。一応詳しく調整過程を聞かれたマスコミの方には前日にもお話ししましたがそれでも記事にはなっていなかったことでも分かっていただけると思います。スクミ自体が考慮の材料になっているのは事実ですが今回のケースに関しては厩舎では飼葉食いで少し残した、残していない。歩様でいつもより踏み込みが浅い、気になるといったような調教メニューに影響を与えることはあっても微々たる変化と捉えています。こういったことまで全て伝えるとなると大変な労力となるのでご理解下さい。こんな小さな変化にも気を使いながら日々過ごしていますという事を分かっていただければ幸いです。もちろん見逃してしまったり、気にせずに進めるケースも有りますが…。



2008年05月20日 22:04
まますさん私も雄先生のコメントは読みました。
実は雄先生の考え方には共感できるところがあって過去の本は全て読んでいます。桜花賞当日の新聞では、先生が過去に仕上げを失敗した話も出ていましたし調整の難しさは十分実感されている方です。加減してしまったのは事実ですし、そうならざるを得ない状況になってしまったなかでも結果を出すのがプロ。今度こそはの気持ちです。



たらふくさん確かに嬉しい事を書いているわけではないのでいつもよりスピードは遅かったように感じます。『何でこんな事を書かなければ…』と思い、そして言い訳がましくならないように気をつけて書きました。でも皆さんに競馬の一端を知っていただいてこうして好意的なコメントをいただける事で疲れも取れた気がします。



とにかく皆さんの期待を少しでも裏切らないよう、もう少し頑張って続けて行きたいと思います。
恩田
2008年05月21日 05:02
調整方法については以前よりブログで言っていたのでここを閲覧している方には混乱はなかったと思います。
私の友人にも追い切りしないから買わないって人もいた事も確かです。
例外かもしれませんがスタネーラが曳き運動だけでJCに勝った例もあったのでさほど心配はしていませんでした。
結果としましてはヲォーエンブレム産駒特有の気の強さが出てしまい出負けしてしまった悔やまれる結果でした。
しかし、馬の為に過度の強要をしないでゆっくりと馬を育て上げる方法をとっていらっしゃる小島先生に大変感動しました。
今度は是非小島先生の厩舎の馬に出資したいと思いました。
個人的な話ですがピースエンブレムが外れてしまって・・・・・
2008年05月23日 22:50
恩田さん有難うございます。
私もJCを運動だけで勝ったといわれるスタネーラの調整、そして自分でも同じ経験をしたことがイメージの中にありました。馬の調整については色んな仕上げがある中で毎回が試行錯誤です。ピースエンブレムの抽選は残念でしたが応援して下さい。いつか管理馬でお付き合い、そして口取りという事になれば嬉しいです。

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